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午後8時14分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 144.37 + 1.74 (+ 1.22%) 144.38 / 141.74
ユーロ・ドル 1.1156 - 0.0006 (- 0.05%) 1.1182 / 1.1152
ポンド・ドル 1.3285 + 0.0001 (+ 0.01%) 1.3340 / 1.3270
ドル・スイス 0.8496 + 0.0018 (+ 0.21%) 0.8496 / 0.8452
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米東部時間午前7時14分のドル円は144円台前半での取引。東京朝方は前日NY
終値付近の142.60近辺で取引をスタート。その後は日本のCPIが上昇したこと
などで円買い圧力が優勢となった。日銀決定会合の結果は大方の予想通り据え置きだっ
た。142円台を中心に一時142円台割れまでのレンジで上下動した。日本時間午後
3時半からの植田日銀総裁会見に向けて円が一段と買われて会見冒頭には141.74
近辺まで下押しされた。しかし、会見中に流れが上昇に転換。植田総裁の一連の発言で
市場での早期利上げ観測が後退したことに反応。143円台に乗せてからもロンドン勢
は円売りを継続。144円台乗せから高値を144.38近辺まで伸ばしている。今週
に入ってからの高値水準を更新した。
ユーロドルは1.11台半ばでの取引。円相場主導の展開となるなかで、1.115
2から1.1182までの狭いレンジで振幅している。ユーロ円はドル円とともに上
伸。ロンドン早朝に158.43近辺を安値に、ロンドン昼にかけて161円台乗せへ
と高値を伸ばしている。対ポンドではユーロ売りが先行も、その後は買い戻されてい
る。
ポンドドルは1.32台後半での取引。円相場主導の展開となるなかで、方向感に欠
ける振幅。1.3270近辺を安値に1.3340近辺まで買われるも、再び1.32
80付近へと押し戻されている。ロンドン朝方に発表された8月英小売売上高は前月比
+1.0%、前年比+2.5%といずれも前回値や市場予想を上回り、ポンド買い反応
を誘う場面があった。ポンド円はドル円とともに急伸。東京市場で188.73近辺の
安値をつけたあとは、買いが一気に強まっている。ロンドン昼にかけては高値を19
1.80付近に伸ばしてきている。ユーロポンドは売りが先行。英小売売上高の上振れ
に反応して一時0.8380近辺と約2年ぶりのポンド高水準をつけた。しかし、その
後は0.8400付近へと戻している。
minkabu PRESS