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2024年09月18日(水)11時49分

東京株式(前引け)=反発、買い一巡後は伸び悩む

 18日前引けの日経平均株価は前営業日比258円22銭高の3万6461円44銭
と反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億4177万株、売買代金概算は1兆6
353億円。値上がり銘柄数は1187、対して値下がり銘柄数は391、変わらずは
64銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いとなり、終始買い優勢の展開だっ
た。前日の米国株市場は様子見ムードのなか主要株価指数が高安まちまちの展開となっ
たが、外国為替市場で急速な円高に歯止めがかかったことで、これを好感する動きとな
った。ただ、取引時間中に再び円高方向に振れたのを横目に買いの勢いは弱まった。日
経平均は朝方に470円あまりの上昇で3万6000円台後半に買われた後は伸び悩む
展開を強いられている。一方、個別株の物色意欲は小型株中心に活発で、値上がり銘柄
数は全体の7割強を占めている。
 個別ではディスコ<6146>が買い優勢だったほか、アドバンテスト<6857>も上値指
向。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。ファーストリテイリング<9983>が値を上
げ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。三井海
洋開発<6269>が急騰、円谷フィールズホールディングス<2767>も大幅高。半面、三
菱重工業<7011>が利益確定売りに押され、IHI<7013>も下落した。さくらインタ
ーネット<3778>も大きく下値を試す展開に。西武ホールディングス<9024>が大幅
安、アクシージア<4936>の下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS