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金 25/ 6 3419.4 - 5.9 プラチナ 25/ 7 962.2 - 4.9
25/ 8 3448.7 - 5.9 25/10 974.2 - 4.7
銀 25/ 5 3290.5 + 38.4 パラジウム 25/ 6 934.30 + 3.20
25/ 7 3321.3 + 38.1 25/ 9 944.80 + 3.70
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ニューヨーク金は小反落。銀は続伸。前日比は金が6.10~2.1ドル安、中心限
月の6月限が5.9ドル安、銀が38.1~40.7セント高、中心限月の5月限は
38.4セント高。
金6月限は小反落。時間外取引では、トランプ米大統領がパウエル連邦準備理事会
(FRB)議長の解任を検討を受け、米金融市場の混乱を背景に安全資産として買いが
先行。欧州時間に入っても堅調に推移し、40ドル近い上げ幅を維持。日中取引では、
序盤、買い過剰感から高値警戒感が台頭していることから上げ幅を縮小した。中盤に入
ると、米国株の反発、ドル高から上げ幅を削りマイナスサイドに軟化。午後に入り下げ
幅を拡大し、一時40ドル超の下落となった。終盤に下値を切り上げ、帳入値は小幅安
となった。
銀5月限は時間外取引で続伸し、10セント以上の上げ幅を維持。日中取引は金の反
落にも金に対しての割安感、米国株の急反発が支援材料となり、上げ幅を拡大。終盤に
高値を離れたが、堅調に引けた。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小幅続落、パラジウムは小反発。前日比は
プラチナが4.9~4.1ドル安、中心限月の7月限が4.9ドル安、パラジウムが
3.10~3.70ドル高、中心限月の6月限は3.20ドル高。
プラチナ7月限は小幅続落。時間外取引では、金の続伸やドル建て現物相場の堅調推
移から買い優勢。欧州時間も堅調に推移し、7ドル超の上げ幅を維持。日中取引では、
ドル高が圧迫要因ながら米国株の急反発に支援され。終盤も買い優勢となった。しかし
引けはマイナスサイドとなった。
パラジウム6月限は反発。時間外取引は買い優勢となり、13ドル超の上げ幅を維
持。日中取引は戻り売りで下げに転じ、小安くなったが、引けにかけて地合いを引き締
め、小幅高で引けた。
MINKABU PRESS