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2025年07月07日(月)22時17分

NY外国為替序盤=145円台を回復

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日本時間午後10時16分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  145.72 + 1.25 (+ 0.87%) 145.73 / 144.23
ユーロ・ドル 1.1728 - 0.0050 (- 0.42%) 1.1790 / 1.1718
ポンド・ドル 1.3617 - 0.0033 (- 0.24%) 1.3662 / 1.3576
ドル・スイス 0.7978 + 0.0038 (+ 0.48%) 0.7984 / 0.7936
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 日本時間午後10時16分現在のドル円は1ドル=145.72円。きょうの為替市
場はドル高が優勢となる中、ドル円は145円台を回復し、145.70円付近まで上
昇している。NY市場は独立記念日の連休明けとなるが、先週発表の米雇用統計が予想
外の強さだったことでドルの見直し買いが続いているようだ。
 根強いドル安期待はあるものの、FRBの早期利下げ期待も後退し、ドルショートも
積み上がっていることから、短期的にはドルは買い戻されるとの見方も出ている。
 また、円に関しては7月9日の関税猶予期限に向けて、日米の貿易協議が順調に進ん
でいないこともあり、円安の反応も加わっているようだ。投資家は、トランプ大統領が
相互主義に基づく新たな関税を最終決定するかどうかに注目しており、緊張が高まって
いる。ベッセント財務長官は日曜に今週中に貿易相手国へ送付する書簡が「即時の関税
率を確定させる最終通知ではない」と発言。一部の交渉は7月9日以降も継続される可
能性があることを示唆していた。
 オプション市場では1週間物や1カ月物のドル円のボラティリティが高まっており、
146円台前半への上昇の可能性も織り込まれている状況。
 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されてい
ない。
7日(月)
現行付近にはなし
9日(水)
144.50(8.4億ドル)
MINKABU PRESS