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午後8時53分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 155.45 - 0.82 (- 0.52%) 156.75 / 155.22
ユーロ・ドル 1.0578 + 0.0048 (+ 0.46%) 1.0580 / 1.0524
ポンド・ドル 1.2691 + 0.0025 (+ 0.20%) 1.2697 / 1.2649
ドル・スイス 0.8877 - 0.0025 (- 0.28%) 0.8908 / 0.8868
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米東部時間午前6時53分のドル円は155円台前半での取引。東京午前に156.
75近辺と7月16日以来の高値を付けた。その後、加藤財務相の円安けん制発言があ
ると上昇一服。さらにロンドン時間に入ると米債利回り低下とともにドル売りに押され
た。ロンドン午前には155.22近辺まで安値を広げている。トランプ相場に週末調
整が入る面や、来週月曜日の植田日銀総裁の経済懇談会・会見を控えて12月利上げへ
の思惑が広がる面などが指摘されている。
ユーロドルは1.05台後半での取引。東京午前の1.0524近辺を安値に買われ
続けている。ロンドン序盤には高値を1.0580近辺に伸ばし、その後の調整も浅く
再び上値をうかがっている。ユーロ円はドル円下落とともに軟調。東京午前の165.
04近辺を高値にロンドン時間に入ると売りに押されている。安値を164.03近辺
まで広げた後も164円台前半にとどまっている。対ポンドではユーロ買いが継続して
いる。欧州委員会経済見通しでは、ユーロ圏の成長は来年・再来年と回復傾向を示す予
想。インフレについては来年末にかけて2%目標に到達するとみていた。
ポンドドルは1.26台後半での取引。この日は上下動が激しい展開。日本時間午後
4時に発表された英月次GDPが予想外のマイナスとなったことで売りが先行。ポンド
ドルは1.2680付近から1.2649近辺まで下落した。しかし、ロンドン午前に
は買戻しが優勢に転じ、足元では1.2690台へと高値を伸ばしている。ポンド売り
とドル売りがせめぎ合う格好となっている。ポンド円はドル円とともに下落。東京午前
の198.45近辺を高値に、ロンドン時間に入るに押されている。196.47近辺
まで大きく下げた。ただ、足元ではポンドドルの反発とともに197円台を回復してい
る。ユーロポンドは上昇。0.8311近辺を安値に、一時0.8350近辺まで買わ
れた。足元では0.8330台で推移している。
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