--------------------------------------
午後8時17分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 143.98 - 0.23 (- 0.16%) 144.22 / 143.44
ユーロ・ドル 1.1333 - 0.0037 (- 0.33%) 1.1390 / 1.1323
ポンド・ドル 1.3478 - 0.0014 (- 0.10%) 1.3511 / 1.3455
ドル・スイス 0.8243 + 0.0013 (+ 0.16%) 0.8248 / 0.8199
--------------------------------------
米東部時間午前7時17分のドル円は144円付近での取引。東京朝方の144.2
2近辺を高値に売られ、東京昼前には143.44近辺まで下落した。その後は一転し
て下げ渋り。ロンドン序盤には144.20付近まで一時反発し、下に往って来いとな
っている。足元ではやや上値重く推移している。米株先物・時間外取引が小反落する一
方で、欧州株は堅調に推移している。東京・アジア市場ほどのリスク警戒感はみられて
いない。
ユーロドルは1.13台前半での取引。東京午前の1.1390近辺を高値に、その
後は軟調に推移、ロンドン時間には安値を1.1323近辺まで広げてきている。ユー
ロ円も軟調。東京朝方の164.03近辺を高値に、足元では163円台割れまで軟化
している。対ポンドでもユーロ売りが優勢。パネッタ伊中銀総裁は、追加利下げの余地
は縮小としながらも、マクロ見通しは依然として弱く、貿易摩擦が悪化する可能性もあ
る、と慎重な見方を示していた。このあとのドイツ消費者物価指数速報値の伸び鈍化予
想もユーロの上値を抑えているもよう。
ポンドドルは1.34台後半での取引。東京午前に1.3511近辺まで買われたあ
とは、上値重く推移。ロンドン朝方には一時1.3455近辺に安値を広げた。その後
は1.34台後半に下げ渋って揉み合っている。ポンド円は下げ一服。東京朝方の19
4.61近辺を高値に、ロンドン早朝にかけて193.63近辺まで軟化した。しか
し、ロンドン勢の本格参加とともに194円台前半まで下げ渋っている。ユーロポンド
は0.8403-0.8431のレンジでユーロ安・ポンド高の流れが続いている。
テイラー英中銀委員は、インフレ上昇は一時的な要因によるもの、金融政策の引き下げ
が必要、と述べているが、ポンド相場は底堅く推移している。
minkabu PRESS