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日本時間午前6時2分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 150.61 + 0.18 (+ 0.12%) 150.64 / 149.38
ユーロ・ドル 1.1655 - 0.0032 (- 0.27%) 1.1728 / 1.1651
ポンド・ドル 1.3427 - 0.0007 (- 0.05%) 1.3471 / 1.3391
ドル・スイス 0.7933 + 0.0003 (+ 0.04%) 0.7937 / 0.7873
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<きょうの材料>
経済指標
【カナダ】
*国際証券取扱高(8月)21:30
結果 259.2億カナダドル
予想 N/A 前回 266.6億カナダドル(266.9億カナダドルから修正)(国際証券取扱
高)
要人発言・ニュース
*トランプ大統領
中国とはうまくいくと思う
中国は米国との対話を望んでいる 米国は中国と話したい
中国との貿易交渉は非常に順調
*ハセット米NEC委員長
中国と米国、双方にとって良い関係に戻れると確信
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<月曜日の材料と事前予想>
【英国】
ライトムーブ住宅価格(10月)08:01
予想 N/A 前回 0.4%(前月比)
予想 N/A 前回 -0.1%(前年比)
【中国】
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)(10月)10:00
予想 3.0% 前回 3.0%(中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年))
予想 3.5% 前回 3.5%(中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 5年))
実質GDP(2025年 第3四半期)11:00
予想 N/A 前回 5.2%(前年比)
予想 N/A 前回 1.1%(前期比)
小売売上高(9月)11:00
予想 3.1% 前回 3.4%(前年比)
予想 4.4% 前回 4.6%(年初来・前年比)
鉱工業生産指数(9月)11:00
予想 N/A 前回 5.2%(前年比)
予想 N/A 前回 6.2%(年初来・前年比)
【ユーロ圏】
ドイツ生産者物価指数(9月)15:00
予想 N/A 前回 -0.5%(前月比)
予想 N/A 前回 -2.2%(前年比)
ユーロ圏経常収支(8月)17:00
予想 N/A 前回 277.0億ユーロ(季調済)
【香港】
雇用統計(9月)17:30
予想 N/A 前回 3.7%(失業率)
【カナダ】
鉱工業製品価格(9月)21:30
予想 N/A 前回 0.5%(鉱工業製品価格・前月比)
予想 N/A 前回 -0.6%(原材料価格指数・前月比)
※米政府機関閉鎖の影響で米経済統計の発表は延期になる可能性
18日(土)
20:30 チポローネECB理事、イベント講演
21:00 ナーゲル独連銀総裁、IMF世銀年次総会「貿易の未来」討論会出席
22:00 ラガルドECB総裁、G30国際銀行セミナー「世界経済見通し」討論会出席
ベイリー英中銀総裁、G30国際銀行セミナー「世界経済見通し」講演
20日(月)
12:50 高田日銀審議委員、中国経済連合会出席
17:00 シュナーベルECB理事、ECB・BIS・CEPR共催マクロ経済会議開会挨拶
23:00 シュナーベルECB理事、ECB・BIS・CEPR共催マクロ経済会議講演
21日4:00 ナーゲル独連銀総裁、ブイチッチ・クロアチア連銀総裁、会議「米経済政
策」出席
中国共産党第20期中央委員会第4回総会(4中総会)(23日まで)
トランプ米大統領とアルバニージー豪首相、会談(ホワイトハウス)
EU外相理事会
FRBブラックアウト期間入り(金融政策に関する発言自粛)(31日まで)
※米政府機関閉鎖の影響で米経済統計の発表は延期になる可能性
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きょうのNY為替市場、東京市場からロンドン朝にかけての下げが一服。反発する展
開となった。昨日海外市場からロンドン朝まで続いた下げは、米中関係の悪化懸念と、
米地方銀行における信用不安への警戒感が材料となっていた。米中関係については、ト
ランプ大統領やハセット米大統領経済諮問委員会(NEC)委員長などから楽観的な見
方が示されたこともあって、警戒感が後退。米銀行関連は、木曜日に市場の警戒の対象
となった地銀二行の株に買いが入り、銀行株全般も買いが目立つ展開となったこともあ
って、警戒感が後退。株高の動きからのドル円の上昇も見られた。
木曜日海外市場の151円40銭台から今日のロンドン朝の149円30銭までの2
円強の下げには行き過ぎ感もあり、週末を前に反発が入りやすい展開。
米連邦政府の一部閉鎖につながった10月からの米連邦予算の合意については、昨日
10回目の否決となるなど、状況の改善がみられない。ただ、20日前後には解決に向
かうとの見方が一部出ていただけに、週末をはさんだポジションの維持に慎重な姿勢が
みられた面もある。
ドル円は今日の戻り高値県となる150円60銭台で週の取引を終えている。
ユーロ円はドル円の下げもあってロンドン朝に174円82銭を付けたが、その後の
リスク警戒後退などにしっかりと買われた。一時175円70銭前後を付けている。
ポンド円も200円69銭までの下げから大きく反発し、202円10銭台と金曜日
東京朝の水準を超えて上昇。
ユーロドルはロンドン朝のドル安局面で1.1728を付けた後、ドル高に押されて
軟調。1.1650台とほぼ安値圏で引けた。
ポンドドルは1.34台前半推移。ロンドン朝のドル安局面での1.3470台から
1.3391まで下げたが、1.34割れでの売りに慎重で、NY午後は少し買戻しが入
った。
MINKABU PRESS