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日本時間午前5時30分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 142.26 + 1.64 (+ 1.17%) 142.31 / 140.32
ユーロ・ドル 1.1116 - 0.0017 (- 0.15%) 1.1146 / 1.1111
ポンド・ドル 1.3160 - 0.0056 (- 0.42%) 1.3230 / 1.3146
ドル・スイス 0.8471 + 0.0023 (+ 0.27%) 0.8477 / 0.8430
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<きょうの材料>
【米国】
*米小売売上高(8月)21:30
結果 0.1%
予想 -0.2% 前回 1.1%(1.0%から修正)(前月比)
結果 0.1%
予想 0.2% 前回 0.4%(自動車除くコア・前月比)
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.4%(0.3%から修正)(コントロール・前月比)
*米鉱工業生産指数(8月)22:15
結果 0.8%
予想 0.2% 前回 -0.9%(-0.6%から修正)(前月比)
*設備稼働率
結果 78.0%
予想 77.9% 前回 77.4%(77.8%から修正)
*NAHB住宅市場指数(9月)23:00
結果 41
予想 40 前回 39
*企業在庫(7月)23:00
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.3%(前月比)
【カナダ】
*消費者物価指数(CPI)(8月)21:30
結果 -0.2%
予想 0.1% 前回 0.4%(前月比)
結果 2.0%
予想 2.2% 前回 2.5%(前年比)
*住宅着工件数(8月)21:15
結果 21.74万件
予想 24.70万件 前回 27.98万件(27.95万件から修正)
*米20年債入札結果
最高落札利回り 4.039(WI:4.019%)
応札倍率 2.51倍(前回:2.54倍)
*レバノン各地でヒズボラの端末爆発 8人死亡
レバノン各地で本日午後、ヒズボラの工作員の携帯していたポケットベルがほぼ一斉
に爆発した。当局によると、レバノン全土で2700人以上が負傷、8人が死亡した。
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<明日の材料と事前予想>
【NZ】
経常収支(第2四半期)07:45
予想 -39.43億NZドル 前回 -43.59億NZドル
【日本】
機械受注(7月)08:50
予想 0.9% 前回 2.1%(前月比)
予想 2.5% 前回 -1.7%(前年比)
通関ベース貿易収支(8月)08:50
予想 -14062億円 前回 -6287億円
予想 -9890億円 前回 -7552億円(季調済)
【英国】
消費者物価指数(CPI)(8月)15:00
予想 0.3% 前回 -0.2%(前月比)
予想 2.2% 前回 2.2%(前年比)
予想 3.5% 前回 3.3%(コア・前年比)
小売物価指数(RPI)(8月)15:00
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 3.4% 前回 3.6%(前年比)
予想 2.7% 前回 2.7%(前年比・除くモーゲージ利払い)
生産者物価指数(PPI)(8月)15:00
予想 -0.2% 前回 -0.1%(仕入・前月比)
予想 -0.7% 前回 0.4%(仕入・前年比)
予想 0.1% 前回 0.0%(出荷・前月比)
予想 0.6% 前回 0.8%(出荷・前年比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏消費者物価指数(HICP・確報値)(8月)18:00
予想 2.2% 前回 2.2%(前年比)
予想 2.8% 前回 2.8%(コア・前年比)
【米国】
住宅着工件数(8月)21:30
予想 131.0万件 前回 123.8万件
住宅建築許可件数
予想 140.5万件 前回 139.6万件
FRB政策金利(FOMC)(9月)19日3:00
予想 5.00~5.25% 前回 5.25~5.50%
FRB経済予測・金利見通し(ドットプロット)あり
パウエル議長会見19日3:30
カナダ中銀議事録(9月4日開催分)
ナーゲル独連銀総裁が講演
ホルツマン・オーストリア中銀総裁が講演
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁が講演
中秋節翌日のため香港市場は休場
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きょうのNY為替市場、NY時間に入ってドル円は買い戻しが強まり142円台まで
戻している。この日発表の8月の米小売売上高が予想外の増加となり、為替市場はこの
ところのドル売りが一服していた。ドル円は前日に節目の140円を割り込んだが、そ
れ以上の下値追いがなかったことで、明日のFOMCを前に直近の下げの調整が出てい
たのかもしれない。
ここに来て市場では0.50%ポイントの大幅利下げの可能性が再浮上し、短期金融
市場では65%まで確率を上げ、通常利下げを上回っている。しかし、エコノミストか
らは「経済状態は景気後退あるいはそれに近い状況にあると考えるような状況では決し
てなく、FRBは大幅利下げを回避できる」といった見方も出ている。
明日のFOMCは見方が完全に二分しており、最近では珍しいくらいに不透明なイベ
ントとなっている。今回は委員の金利見通し(ドット・プロット)も発表され、波乱の
展開も警戒される中、ポジションを軽くしておきたい意向が強かったのかもしれない。
いずれにしろ明日午後(日本時間19日午前3時)のFOMCの結果待ちの雰囲気に変
わりはない。
ユーロドルは戻り売りに押された。ただ、下押す動きまではなく、1.11ドル台は
維持。ECBは先週、追加利下げを実施したが、10月理事会についてはオープンな姿
勢を維持している。市場では様々な見方が出ているものの、ドイツ経済を中心に景気の
下振れリスクがある一方、インフレはなお高水準に留まっていることから、今年につい
ては10月は見送り、12月の利下げでコンセンサスが形成されているようだ。
エコノミストからは、ECBは来年に利下げを加速させるとの見方が出ている。来年
は四半期ごとに1回よりも速いペースで金利を引き下げる可能性があるとしている。平
均のインフレ率が来年前半に2%目標に達する可能性があるためだという。
同エコノミストのインフレ見通しはECBよりもハト派的で、今年の平均は2.
3%、来年は2.0%で来年前半には目標に達すると見ているという。ECBが12月
にさらに0.25%ポイントの利下げを実施し、来年は計1.00%ポイントの利下げ
を実施すると予想している。この見通しを踏まえると、中立金利へのより積極的な回帰
が現実的なシナリオだという。
ポンドドルも戻り売りに押され、NY時間に入って1.32ドル台から1.31ドル
台半ばまで一時下落。ポンドはポンドは良好なイールド・スプレッドと英国への資本流
入改善に支えられ小幅に上昇するとの見方が出ていた。英中銀が追加利下げを実施した
場合でも、英国債利回りは他国と比較して、また過去の水準と比較しても高水準に留ま
る可能性があると指摘。
政治情勢がより安定してするという投資家の認識と伴に、今後1-2年の英国への長
期的な資本流入は過去4-5年間よりも大きくなる可能性が高いとしている。
MINKABU PRESS
※「明日午後(日本時間18日午前3時)」を「明日午後(日本時間19日午前3
時)」に修正します。