22日前引けの日経平均株価は前営業日比24円21銭安の3万4255円71銭と
続落。前場のプライム市場の売買高概算は6億5250万株、売買代金概算は1兆54
15億円。値上がり銘柄数は1109、対して値下がり銘柄数は470、変わらずは5
8銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指
数ともに急落したことや外国為替市場でドル安・円高方向に振れていることなどを受
け、リスク回避ムードのなか始まった。しかし、下値では内需株の一角を中心に底堅
く、日経平均はプラス圏で推移する場面もあった。前引けは小幅マイナス圏で着地した
ものの、TOPIXは小幅上昇して引けている。値上がり銘柄数が値下がり数を大幅に
上回り、全体の7割近い銘柄が高くなった。
個別では売買代金トップのディスコ<6146>が高く、サンリオ<8136>も値を飛ばし
た。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、三菱商事<8058>も上昇した。GMO
インターネット<4784>は急騰、大王製紙<3880>も商いを膨らませ値を飛ばした。テ
ィラド<7236>も大幅高。半面、三菱重工業<7011>が軟調、レーザーテック<6920>
も安い。日立製作所<6501>も冴えない。中外製薬<4519>も売り物に押された。TO
WA<6315>が大幅安、Appier Group<4180>、グッドコムアセット<
3475>なども値を下げた。
出所:MINKABU PRESS