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午後8時31分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 155.26 + 0.53 (+ 0.34%) 155.52 / 154.72
ユーロ・ドル 1.0323 - 0.0021 (- 0.20%) 1.0350 / 1.0272
ポンド・ドル 1.2415 - 0.0035 (- 0.28%) 1.2454 / 1.2380
ドル・スイス 0.9091 - 0.0012 (- 0.13%) 0.9131 / 0.9082
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米東部時間午前6時31分のドル円は155円台前半での取引。東京朝方の154.
72近辺を安値に、その後は前日終値154.73レベルを上回る水準で取引されている。東
京午後に米国による対中関税が予定通り発効された。155円台前半から一時154.
80台まで急落も、すぐに値を戻した。ロンドン序盤には155.52近辺に高値を伸
ばしている。ただ、その後のフォローはみられず155円台前半に落ち着きどころを見
出している。欧州株は売りが先行も、足元ではプラスに転じる動きがみられている。
ユーロドルは1.03台前半での取引。東京朝方の1.0350近辺を高値に東京市
場では売りが優勢となった。東京午後には1.0272近辺まで安値を広げた。しか
し、ロンドン時間に入ると買戻しが急となり再び1.0350付近まで反発。下に往っ
て来いとなっている。ユーロ円は東京午前の160.40台から東京午後の米国による
対中関税発効時には159.19近辺まで急落。その後は急速に買い戻しが入り、ロン
ドン序盤には160.66近辺まで高値を伸ばした。対ポンドでもユーロ買いが優勢。
米国がEUに対する関税を賦課するのかどうか不透明感はあるが、メキシコやカナダと
一定の合意ができたことが関税発効先延ばしにつながっており、ある程度の楽観的な見
方もあるようだ。欧州株は序盤の下げを消す動きとなっている。また、仏議会で内閣不
信任案を回避できそうだとの報道も好材料となっているもよう。
ポンドドルは1.24台前半での取引。ユーロドルとともに振幅している。東京朝方
の1.2454近辺を高値に、午後には1.2380近辺まで下落。その後はロンドン
時間にかけて1.24台前半へと買い戻されている。ポンド円も下に往って来い。19
1.78から193.17近辺までのレンジで下に往って来いとなっている。ユーロポ
ンドは0.8297近辺を安値に0.8325近辺まで買われている。ややポンドが上
値重く推移している。木曜日の英金融政策委員会(MPC)では25bp利下げがほぼ
確実視されている。
minkabu PRESS