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2024年09月17日(火)01時55分

米株式市場序盤=ダウ平均は続伸

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米東部時間午後0時53分
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 41523.30 + 129.52 (+ 0.32%) 41733.97 / 41435.17
ナスダック総合指数  17537.33 - 146.65 (- 0.83%) 17618.40 / 17480.66
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 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸の一方、IT・ハイテク株は先週の買い戻し
が一服し、ナスダックはマイナス圏での推移となっている。前日比は、ダウ工業株30
種平均が129.52ドル高の4万1523.30ドル、ナスダック総合指数が14
6.65安の1万7537.33。
 特にアップル<AAPL>が下落しておりナスダックを圧迫。同社はアイフォーン16の
事前予約を6日から開始しているが、アナリストが最初の週末の予約注文分析に基づい
て、Proシリーズの需要が予想を下回っていると指摘した。予約販売台数は昨年の1
5シリーズの最初の週末の販売台数と比較して12.7%減の約3700万台と推定さ
れると述べている。アップルのサプライヤーの株価も下落。
 また、エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、マイクロン<MU>など半導体
関連株も下落。AIに対する見直しの動きも出ているようだ。長期的には間違いなく成
長分野ではあるが、足元の株価は行き過ぎなのではとの懸念も根強くある模様。
 市場は明日からのFOMCの結果を待っている。ここに来て大幅利下げの可能性が急
浮上しており、短期金融市場では一時65%以上まで確率を上げ、通常利下げを上回っ
ている。ただ、エコノミストからは「経済は景気後退、或はそれに近いと考えるような
状況には決してなく、FRBは大幅利下げを回避できる」といった見方も出ている。今
週のFOMCは委員の金利見通し(ドット・プロット)も発表されるが、どちらの結果
になったとしても波乱の展開を留意する必要はありそうだ。
 インテル<INTC>が上昇。同社は米当局者と拘束力のある合意に達し、国防総省向け
の半導体製造で連邦補助金最大35億ドルの獲得を正式に認められた。先週末にブルー
ムバーグが関係者の話として伝えた。早ければ今週にも発表される可能性があるとい
う。
 オラクル<ORCL>が5日続伸。同社は先週の決算から上げが続いているが、本日はア
ナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の155ドルから210ド
ルに引き上げた。
 バイオ医薬品のニューバレント<NUVL>が大幅高。同社が主導する2つの初期段階の
がんプログラムの臨床試験の最新結果を公表。データはウォール街を感嘆させた。
 イグザクト・サイエンシズ<EXAS>が上昇。同社は血液ベースの大腸がんスクリーニ
ング検査候補の良好な研究結果を発表した。
インテル<INTC> 20.18(+0.52 +2.62%)
ストラタシス<SSYS> 7.47(+0.42 +5.96%)
オラクル<ORCL> 172.06(+10.03 +6.19%)
ニューバレント<NUVL> 107.07(+19.62 +22.44%)
イグザクト<EXAS> 68.86(+3.32 +5.06%)
ブロードコム<AVGO> 162.89(-4.80 -2.86%)
クアルコム<QCOM> 164.34(-3.39 -2.02%)
シーラス・ロジック<CRUS> 124.45(-8.72 -6.55%)
コルボ<QRVO> 98.92(-8.73 -8.11%)
スカイワークス<SWKS> 95.17(-7.30 -7.12%)
アップル<AAPL> 215.29(-7.21 -3.24%)
マイクロソフト<MSFT> 429.80(-0.80 -0.18%)
アマゾン<AMZN> 183.95(-2.54 -1.36%)
アルファベットC<GOOG> 158.79(+0.42 +0.27%)
テスラ<TSLA> 226.66(-3.63 -1.58%)
メタ<META> 524.98(+0.86 +0.16%)
AMD<AMD> 151.63(-0.68 -0.45%)
エヌビディア<NVDA> 115.96(-3.14 -2.64%)
イーライリリー<LLY> 925.85(+2.14 +0.23%)
MINKABU PRESS