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日本時間午後10時29分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 140.48 - 1.34 (- 0.94%) 141.87 / 140.35
ユーロ・ドル 1.1093 + 0.0019 (+ 0.17%) 1.1102 / 1.1070
ポンド・ドル 1.3142 + 0.0018 (+ 0.14%) 1.3153 / 1.3115
ドル・スイス 0.8451 - 0.0061 (- 0.72%) 0.8525 / 0.8444
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日本時間午後10時29分現在のドル円は1ドル=140.48円。きょうの為替市
場はドル売りが優勢となる中、ドル円は一時140.35円まで下落する場面が見られ
た。市場は来週のFOMCに注目している。0.25%ポイントの利下げが有力視され
ているものの、ここに来て0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も再浮上してい
る。
一部報道でFOMC委員が利下げ幅を決めかねているといった報道や、ダドリー前N
Y連銀総裁がフォーラムで「大幅利下げに強い論拠があると考えている。自分なら何を
求めるか分かる」との発言も思惑を高めているようだ。
短期金融市場では40%の確率で大幅利下げを織り込んでおり、前日の28%から急
上昇している。ただ、直近の米雇用統計やインフレ指標からは、あくまで景気減速の範
囲で景気後退のシナリは正当化されておらず、来週の大幅利下げは必要ないといった意
見も多い。
オプション市場では来週の円高を警戒したポジションが拡大している。来週はFOM
Cに続き日銀決定会合も予定されている。据え置きが確実視されているものの、植田総
裁が追加利上げの意向をこれまで以上に強めるようであれば、円高が強まる可能性も警
戒されているようだ。
一部のストラテジストからは、ドル円は年末までに135円に達するとの見方が出て
いる。短期金融市場では年内の日銀の利上げの可能性を30%程度しか織り込んでおら
ず、その分、日銀が利上げに前向きな姿勢を強めれば、円高に傾き易いという。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
13日(金)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS