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米東部時間午後5時36分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 44544.66 - 337.47 (- 0.75%) 45054.36 / 44507.22
ナスダック総合指数 19627.44 - 54.31 (- 0.28%) 19969.17 / 19575.21
S&P500 6040.53 - 30.64 (- 0.50%) 6120.91 / 6030.93
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きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅プラス圏スタートとなったが、その後売りが
強まった。終値はダウ工業株30種平均が337.47ドル安の4万4544.66ド
ル、ナスダック総合指数が54.31安の1万9627.44、S&P500が30.
64安の6040.53。
序盤はハイテクを中心とした買いが目立ち、ダウ平均は小幅プラス圏でスタート。新
興ハイテクなどの買いが目立つ展開にナスダックはダウ平均以上にしっかりとプラス圏
推移となる展開が見られた。
しかし、ホワイトハウスが2月1日からのメキシコとカナダへの25%関税と中国へ
の10%の追加関税をスタートすることを正式に発表。これを受けて流れが一気に変わ
り、ハイテク中心に一転して売りが目立つ展開となった。半導体大手エヌビディアが3
ドル以上上昇していたところから5ドル以上下げるといった展開が見られた。4500
0ドル回復が見られたダウ平均も44500ドル近くまで下げる展開。
ダウ平均は幅ひろく売られ、30銘柄中26銘柄がマイナス圏となった。アマゾンが
プラス圏を維持したが、高値からは売りが出ており上昇幅をかなり失っている。
朝から弱かった石油メジャーシェブロンは更に下げて4.5%安。同じく朝から弱か
った塗料のシャーウィンは2%安。しっかりプラス圏で推移していたエヌビディアは
3.6%安。
NY午前に4.50%近くまで下げていた10年債利回りが4.58%まで一時上昇
したことも株安に寄与した。関税問題を受けて物価高警戒が強まったと見られた。
朝強かった新興ハイテクは、軒並み上げ幅縮小も、テスラ、アマゾン、アルファベッ
トなどは1%台の上昇を維持。エヌビディア以外では半導体のAMDが2%を超える下
げとなっている。
その他の個別株では決算が好調となり朝から大きく買われた通信機器ビアビソリュー
ションズが20%超の上昇を維持。決算を受けて朝から弱かった靴・アクセサリーのデ
ッカーズやジェンテックスはマイナス圏推移。
ビアビ・ソリューションズ<VIAV> 12.04(+2.05 +20.52%))
デッカーズ・アウトドア<DECK> 177.36(-45.75 -20.51%)
ジェンテックス<GNTX> 25.92(-2.30 -8.15%)
アマゾン<AMZN> 237.68(+3.04 +1.30%)
アルファベットC<GOOG> 205.60(+2.97 +1.47%)
テスラ<TSLA> 404.60(+4.32 +1.08%)
AMD<AMD> 115.95(-2.91 -2.45%)
エヌビディア<NVDA> 120.07(-4.58 -3.67%)
ボーイング<BA> 176.52(-3.01 -1.68%)
シャーウィン<SHW> 358.16(-7.39 -2.02%)
シェブロン<CVX> 149.19(-7.13 -4.56%)
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