きょうの欧米市場の注目材料としては、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表や
ラガルドECB総裁の会見がある。市場では、中銀預金金利が3.75%から3.5
0%に0.25%引き下げられ、今回から政策金利の枠組みが変更されるのに伴い、政
策金利は4.25%から3.65%に0.60%引き下げられることが確実視されてい
る。
きょうはまた、8月の米生産者物価指数の発表も予定されている。総合の大方の予想
が前年比1.7%上昇、コアの大方の予想が前年比2.4%昇となっており、総合の前
年比の伸びが前月の2.2%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の2.
4%上昇から変わらないとみられている。
MINKABU PRESS