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午後8時19分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 142.92 - 1.11 (- 0.77%) 144.08 / 142.82
ユーロ・ドル 1.1809 + 0.0022 (+ 0.19%) 1.1829 / 1.1768
ポンド・ドル 1.3770 + 0.0038 (+ 0.28%) 1.3789 / 1.3718
ドル・スイス 0.7886 - 0.0045 (- 0.57%) 0.7937 / 0.7872
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米東部時間午前7時19分のドル円は143円付近での取引。東京早朝の144.0
8近辺を高値にその後は売りが継続している。ロンドン時間には143円台割れから安
値を142.82近辺まで広げている。その後の戻りは鈍く、引き続き上値重く推移し
ている。米債利回り低下がドル売りに、東京朝方の日銀短観の強さや増日銀審議委員就
任が円買いにつながる面も指摘される。
ユーロドルは1.18台前半での取引。ロンドン朝方の1.1768近辺を安値に買
われている。一時1.1830近辺と今年の高値水準を更新した。ユーロ円はドル円と
ともに下落している。東京早朝の169.78近辺を高値に、ロンドン序盤にかけては
安値を168.46近辺まで広げた。その後の反発は169円には届かず。対ポンドで
はユーロ売りが先行したが、足元では買い戻されており、方向性はハッキリとしない。
ユーロ圏消費者物価速報は前年比+2.0%と前回の+1.9%から小幅に上昇、EC
Bインフレ目標水準に戻している。
ポンドドルは1.37台後半での取引。東京朝方の1.3718近辺を安値に、ロン
ドン時間には買いに動意付いている。高値を1.3789近辺まで伸ばしているが、
1.38の大台乗せには至っていない。ポンド円は東京早朝の197.83近辺を高値
に売られている。ロンドン序盤に196.76近辺まで安値を広げ、その後の戻りは鈍
い。ユーロポンドは0.8557から0.8588までのレンジで振幅。足元では、や
やユーロ安の動きとなっている。ベイリー英中銀総裁は、QTが利回り曲線の急勾配化
を引き起こしているとは思わずと述べている。
minkabu PRESS