30日前引けの日経平均株価は前営業日比659円03銭高の4万809円82銭と
大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億5822万株、売買代金概算は2兆
4373億円。値上がり銘柄数は1288、対して値下がり銘柄数は275、変わらず
は63銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は前週末の欧米株市場が全面高に買われた流れを引き継い
でリスク選好の地合いが加速した。一時700円強の上昇をみせる展開となり、前引け
も4万800円台と高値圏で着地している。主力銘柄を中心に半導体関連株への物色人
気が引き続き旺盛で全体相場を牽引している。値上がり銘柄数はプライム市場全体のほ
ぼ8割に達した。また、週初にもかかわらず売買代金が盛り上がりをみせており、前引
け時点で2兆4000億円台に膨らんでいる。
個別では断トツの売買代金をこなしているレーザーテック<6920>が上値追いを加速
しているほか、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>なども大幅高。ソフトバン
クグループ<9984>も物色人気に。ソシオネクスト<6526>が買われ、フジクラ<5803
>も買いが優勢。ダイキン工業<6367>も高い。アトラエ<6194>が値上がり率トップ
に買われたほか、Gunosy<6047>も急騰、ヨシムラ・フード・ホールディングス
<2884>も値を飛ばした。半面、サンリオ<8136>が売りに押され、川崎重工業<7012
>も冴えない。日本郵船<9101>も軟調。三陽商会<8011>は急落した。GMOインタ
ーネット<4784>の下げも続いている。
出所:MINKABU PRESS