--------------------------------------
日本時間午後10時18分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 151.13 + 0.08 (+ 0.05%) 151.40 / 150.51
ユーロ・ドル 1.1657 + 0.0010 (+ 0.09%) 1.1675 / 1.1643
ポンド・ドル 1.3452 + 0.0049 (+ 0.37%) 1.3453 / 1.3394
ドル・スイス 0.7977 + 0.0010 (+ 0.13%) 0.7985 / 0.7933
--------------------------------------
日本時間午後10時18分現在のドル円は1ドル=151.13円。きょうのドル円
は東京時間に150円台半ばまで下落したものの、NY時間にかけて151円台に戻し
ている。9月中旬のFOMCを境に10月前半までドル高の流れが続いていたが、ここ
に来てその流れに一服感が出始めている。
特にドル円は、高市トレードからの円キャリートレード復活の声も相まって、153
円台まで急上昇していたが、現在は調整の動きが中心となっているようだ。目先は15
0円台を維持できるかが焦点となっている。
ドルは主要通貨に対して約1週間ぶりの安値水準まで下落。パウエル議長が今週の講
演で、追加利下げの可能性を温存するような発言を行っていたほか、米中貿易戦争への
懸念も高まっていることでドル安が復活している状況。市場では今月の追加利下げを完
全に織り込んでいるほか、12月もの利下げもほぼ確実視している状況。織り込み過ぎ
との声も一部からは出ているが、市場のFRBの利下げ期待は強まっているようだ。
米政府機関の閉鎖が3週目に入っている。当初は短期間で終了し、米経済への影響は
限定的と見ていた投資家も無視できない状況のようだ。そのこともドル安を誘発してい
る可能性が指摘されている。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は150.50円と1
52円に観測されている。
16日(木)
150.50(8.3億ドル)
152.00 (7.8億ドル)
MINKABU PRESS