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金 25/ 6 3244.6 + 67.1 プラチナ 25/ 7 944.6 + 11.3
25/ 8 3272.1 + 68.3 25/10 955.4 + 10.9
銀 25/ 5 3191.0 +115.1 パラジウム 25/ 6 906.70 + 6.80
25/ 7 3220.9 +116.0 25/ 9 916.70 + 7.80
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ニューヨーク金、銀は大幅続伸。前日比は金が66.8~74.7ドル高、中心限月
の6月限が67.1ドル高、銀が115.1~123.6セント高、中心限月の5月限
は115.1セント高。
金6月限は大幅続伸。時間外取引では、米中の貿易戦争の泥沼化を受け、ドル資産か
ら資金流出が警戒されるなか、値を飛ばし欧州時間で一段高となり、55ドルを超える
上昇で推移。日中取引では、3月の米生産者物価指数(PPI)が事前予想を下回り、
インフレの鎮静化を示したこと、その後に発表された4月のミシガン大消費者信頼感指
数(速報値)が大幅に低下し、米景気への不安から安全資産としての買いが強まり、上
げ幅を拡大した。中盤から後半の取引で高値警戒感で上げ幅を縮小したが、大幅高で引
けた。全限月が一代高値を更新。
銀5月限は大幅続伸。時間外取引から大幅続伸となり、欧州時間でも60セント近い
上昇幅を維持。日中取引は金の高値更新、米株の反発が追い風となり、一段高となり、
100セントを超える上げ幅を維持して引けた。
プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが8.9~12.6ドル高、
中心限月の7月限が11.3ドル高、パラジウムが5.90~8.40ドル高、中心限
月の6月限は6.80ドル高。
プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、金の上昇につれ高となり、欧州時間でも
10ドル程度の上げ幅を維持し、堅調に推移。日中取引ではトランプ関税による景気悪
化懸念により需要不安が根強く、上値は重い展開ながら金・銀の大幅続伸、米株の反発
に支援され、高もちあいで推移した。
パラジウム6月限は他の貴金属の上昇に支援され、欧州時間でも10ドル超の上昇で
推移。日中取引はプラチナと同様に上値は重い展開となったが、小じっかりと引けた。
MINKABU PRESS