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金 25/ 8 3333.9 - 61.1 プラチナ 25/ 7 1304.5 + 20.6
25/12 3389.1 - 61.1 25/10 1322.2 + 27.3
銀 25/ 7 3573.2 - 45.5 パラジウム 25/ 9 1066.30 - 20.40
25/ 9 3606.7 - 46.1 25/12 1075.10 - 19.60
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ニューヨーク金、銀は反落。前日比は金が61.4~60.3ドル安、中心限月の8
月限が61.1ドル安、銀が46.1~45.2セント安、中心限月の9月限は
46.1セント安。
金8月限は大幅反落。時間外取引では、イラン・イスラエルの停戦合意を受け、地政
学的リスクの後退でアジア時間から大幅安となった。欧州時間でも売り圧力は強く、一
時60ドルを超える下落となった。日中取引では、ドル安基調となったが、序盤は一段
安となり、3300ドルに接近する下落となった。その後、6月のコンファレンスボー
ド消費者信頼感指数が事前予想より弱気の数字となったことから、ドル安を背景に下げ
幅を縮小したが、大幅安状態から抜け出せず、軟調に引けた。短期トレーダーや投機家
から損切りを含む手じまい売りが増えたもよう。
銀9月限は反落。時間外取引から金の急落につれ安となり、前日の上げ幅を削る下落
となった。欧州時間で下値を切り上げ、15セント程度の下落で推移。日中取引に入
り、再度、下げ幅を拡大し、45セント超の下落で引けた。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムが反落。前日比はプラチ
ナが20.6~27.3ドル高、中心限月の10月限が27.3ドル高、パラジウムは
21.70~19.40ドル安、中心限月の9月限は20.40ドル安。
プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、金の下落が圧迫要因ながら、ドル建て現
物相場の下値の堅さやアジア株の上昇に支援され、小幅続伸で推移。欧州時間の序盤に
小反落となる場面があったが、押し目買いで地合いを引き締め、20ドル超の上昇とな
った。日中取引では、序盤に上げ幅を縮小場面があったが、米国株の上昇で投資家心理
が強気となったことが追い風となり、堅調に推移し、20ドル超の上げ幅を維持して取
引を終えた。
パラジウム9月限は反落。時間外取引は売り優勢ながら1280ドルが支持線とな
り、下げ幅は限定的。日中取引は金、銀の一段安から1280ドル割れとなると、下げ
幅を拡大し、20ドルを超える下落となった。
MINKABU PRESS