--------------------------------------
日本時間午後10時19分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 142.27 + 0.39 (+ 0.27%) 143.08 / 141.62
ユーロ・ドル 1.1361 - 0.0038 (- 0.33%) 1.1409 / 1.1336
ポンド・ドル 1.3253 + 0.0009 (+ 0.07%) 1.3255 / 1.3203
ドル・スイス 0.8174 + 0.0041 (+ 0.50%) 0.8199 / 0.8125
--------------------------------------
日本時間午後10時19分現在のドル円は1ドル=142.27円。きょうのドル円
は、一旦買い戻しが優勢となり143円台まで戻していたものの、NY時間にかけて再
び上値が重くなっている。トランプ大統領も出席した注目の日米貿易協議は、前向きな
兆候も出たことからドル円も買い戻されていた。
市場が注視していた為替問題はひとまず今回が議題にならなかったとし、トランプ大
統領も「大きな進展」があったと言及したこともあり、ドル円に値ごろ感の買いが出て
いたようだ。
日米はできるだけ早く貿易合意に達したい方針で、今月後半に予定されている第2回
協議の準備が進められている。海外勢からは、「日米貿易協議の行方は、単に二国間関
係への影響だけでなく、米国が他の同盟国とどうアプローチするかの枠組みとなる可能
性もあるため、引き続き注視される」とのコメントも聞かれた。
ただ、上値は重い。前日はパウエル議長の講演を受けて、リスク回避が広がり、ドル
安が進行。円高もあってドル円は一時141円台に下落していた。本日のNY時間の早
朝にトランプ大統領が、「パウエルFRB議長は常に遅過ぎで間違っている。議長の解
任は早ければ早いほど良い」とソーシャルメディアに投稿したことで、市場は再び神経
質になっている模様。
ドル円は142円台前半まで下落し、再び141円台をうかがう展開が見られてい
る。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は142.80円に観
測。
17日(木)
142.80(5.5億ドル)
MINKABU PRESS