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午後8時31分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 143.55 - 1.01 (- 0.70%) 144.57 / 143.40
ユーロ・ドル 1.1599 + 0.0112 (+ 0.98%) 1.1610 / 1.1485
ポンド・ドル 1.3590 + 0.0043 (+ 0.32%) 1.3599 / 1.3523
ドル・スイス 0.8120 - 0.0083 (- 1.01%) 0.8209 / 0.8115
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米東部時間午前7時31分のドル円は143円台半ばでの取引。東京早朝の144.
57近辺を高値に売られ続けている。ロンドン午前には143.40付近に安値を広
げ、その後の戻りは限定的。米10年債利回りが4.41%台から4.37%台へと低
下しており、ドル売り圧力となっている。
ユーロドルは1.16付近での取引。東京早朝の1.1485近辺を安値に、1.1
5台前半で揉み合ったあと、ロンドン時間には買いに動意付いている。1.15台半ば
を上回ると1.16台乗せから1.1610近辺まで高値を伸ばした。2021年11
月4日以来のユーロ高・ドル安水準となった。ユーロ円も堅調。ロンドン朝方に16
5.50付近まで下押しされたあとは、反転上昇。高値を166.56近辺に伸ばして
いる。対ポンドでもユーロ買いが優勢。ECB高官の発言が相次いだが、いずれも当面
の利下げ停止を示唆している。シュナーベルECB理事は、ECBは金融政策の面で適
切な立場にある、と現状維持を示唆した。
ポンドドルは1.35台後半での取引。ロンドン朝方に発表された英月次GDPなど
一連の指標が弱かったことでポンド売りが先行。ポンドドルは1.3590付近から一
時1.3523近辺まで下落した。しかし、ユーロドルの堅調な動きを受けてドル売り
が広がると1.3599近辺まで反発した。ポンド円は上値重く推移。東京早朝の19
5.91近辺を高値に軟調に推移。安値を194.72近辺まで広げた。その後の反発
は195円台前半までと限定的。ユーロポンドは0.8476から0.8538近辺へ
と上昇している。
minkabu PRESS