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金 25/10 3487.2 + 41.4 プラチナ 25/10 1370.5 + 8.8
25/12 3516.1 + 41.8 26/ 1 1383.5 + 9.1
銀 25/ 9 4020.0 + 101.0 パラジウム 25/ 9 1105.20 + 0.60
25/12 4072.3 + 102.0 25/12 1124.00 - 2.40
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ニューヨーク金、銀は続伸。前日比は金が41.4~43.3ドル高、中心限月の
12月限が41.8ドル高、銀が101.0~105.8セント高、中心限月の12月
限は102.0セント高。
金12月限は続伸。8月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が速報値から下
方修正されたうえ、1年先インフレ期待が+4.8%、5年から10年先インフレ期待
が+3.5%まで速報値から下方修正されたことがドル売りを促した。来月の米連邦公
開市場委員会(FOMC)における0.25%の利下げのほか、年内で数回とみられて
いる米追加利下げ観測を後押しする結果となった。ただ、7月の米PCE価格指数は総
合・前年比+2.6%と前月から横ばい、コア・前年比が+2.9%まで加速するなど
インフレ圧力の高まりを示唆した。
銀12月限は続伸。米追加利下げ再開見通しを背景としたドル安が支援要因。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナは続伸、パラジウムは当限を除き反落。前日
比はプラチナが8.7~11.2ドル高、中心限月の10月限が8.8ドル高、パラジ
ウムは3.70ドル安~0.60ドル高、中心限月の12月限は2.40ドル安。
プラチナ10月限は続伸。8月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値を手がか
りに対主要通貨でドル売りが強まったことが支援要因。年内で数回の米追加利下げが期
待されている。ただ、ドルインデックスは7月以降ほぼ横ばいでトレンドは限定的。
パラジウム12月限は反落。7月以降は調整安局面が継続しており、上値が重い。
MINKABU PRESS