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大 豆 2025/09 1,036.75 + 8.50
2025/11 1,054.50 + 6.50
コーン 2025/09 398.00 +12.50
2025/12 420.25 +10.25
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大豆は続伸。終値の前営業日比は1.25~8.50セント高。中心限月の11月限
は6.50セント高の1054.50セント。
コーンが急伸したことに支援されるなか、コーンと同様にこの日受渡通知開始日を迎
えた9月当限が上昇したことで、全般的にレーバーデーの祝日を前にした買い戻しが先
行した。また祝日明けに発表される7月の大豆圧砕高に対する強気の見通しも好感され
た。加えて、米農務省(USDA)が発表した週間干ばつモニターで、大豆の影響する
地域が前週の9%から11%に上昇したことも支援材料となった。
コーンは期近から大幅続伸。終値の前営業日比は1.00~12.50セント高。中
心限月の12月限は10.25セント高の420.25セント。
結果的に前日の200万トンを超える週間輸出成約高の強気ムードを継続する展開。
前日投機玉が5500枚買い越したことや、この日受渡通知開始日を迎えた9月当限が
通知量ゼロで空売り筋の買い戻しが先行する形で急伸したことで、レーバーデー祝日前
に売り方が買い戻しを優先させて、チャート面からの新規買いも巻き込んで上げ幅が大
きくなった。
さらには欧州連合が2025/26年度のEUのコーン生産高見通しを大幅に下方修
正したことや、ブラジルの金融機関イタウが設備投資により同国のコーン由来のエタノ
ール生産が2026/27年度までに現状の50%増となる見通しを発表したことも好
感された。
MINKABU PRESS