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金 24/12 2691.9 -13.9 プラチナ 25/ 1 976.0 -23.1
銀 24/12 3132.5 -53.0 パラジウム 24/12 990.00 -30.70
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ニューヨーク金、銀は反落。中心限月の前日比は金12月限が13.9ドル安、銀
12月限が53.0セント安。
金12月限は反落。米大統領選後のドルインデックスが堅調に推移していることが金
相場を引き続き圧迫し、利益確定の売りが優勢だった。トランプ次期米大統領はドル建
て取引を忌避する国に対して敵対的で、世界的にドルが潤沢に流通し米国債市場を支
え、債務拡大が米景気拡大の推進力となる従来のシステムを維持しようとする見通し。
バイデン政権のもとでは、BRICS諸国を中心にドル離れが進んだ。金相場に連動
し、銀も反落。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。中心限月の前日
比はプラチナ1月限が23.1ドル安、パラジウム12月限は30.70ドル安。
プラチナ1月限は反落。ドル高が重しとなった。米大統領選でトランプ前大統領が返
り咲きを果たした後、ドルインデックスは堅調に推移している。ただ、主要な米株価指
数が最高値の更新を続けていることはリスク資産の一角であるプラチナの支援要因。
パラジウム12月限は続落。ドル高傾向が継続していることが圧迫要因。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。