2日前引けの日経平均株価は前営業日比195円78銭高の4万9499円06銭と
反発。前場のプライム市場の売買高概算は10億2372万株、売買代金概算は2兆4
702億円。値上がり銘柄数は630、対して値下がり銘柄数は897、変わらずは8
2銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は半導体やデータセンター関連の主力銘柄に買い戻しが顕
著となり、日経平均は切り返しに転じた。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック
総合株価指数ともに下落したが、東京市場はこれに先立って日経平均が前日に大幅安に
売られていたこともあり、足もとで下値抵抗力を発揮した。ただ、上値も重く4万90
00円台後半では戻り売りに押し返される格好となっている。なお、個別株は値下がり
銘柄数が値上がり数を上回った。
個別では断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>
が高いほか、フジクラ<5803>も大商いで堅調。アドバンテスト<6857>、ディスコ<
6146>なども買いが優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバン
クも値を上げた。キヤノン電子<7739>が値上がり率トップに買われ、ファナック<
6954>の物色人気も際立つ。KLab<3656>も上値を追った。半面、ソフトバンクグ
ループ<9984>が売りに押され、東京電力ホールディングス<9501>も下落した。三菱
重工業<7011>、三井海洋開発<6269>も安い。Link-Uグループ<4446>が急
落、ユニチカ<3103>、トリケミカル研究所<4369>も大幅安。
出所:MINKABU PRESS