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2024年11月07日(木)23時27分

NY外国為替序盤=153円台半ばに下落

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日本時間午後11時26分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  153.52 - 1.11 (- 0.72%) 154.71 / 153.43
ユーロ・ドル 1.0793 + 0.0064 (+ 0.60%) 1.0794 / 1.0713
ポンド・ドル 1.2974 + 0.0095 (+ 0.74%) 1.2975 / 1.2871
ドル・スイス 0.8748 - 0.0018 (- 0.21%) 0.8774 / 0.8736
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 日本時間午後11時26分現在のドル円は1ドル=153.52円。きょうの為替市
場はドルの戻り売りが強まっており、ドル円は153円台半ばに下落している。米大統
領選でトランプ氏が勝利したことで前日はドル買いが強まったが、やり過ぎとの批判も
あり、過熱感も指摘されている。
 ファンダメンタルズからは、ここまでドルが買われる理由もなく、期待先行との冷や
かな見方もあるようだ。これまでのトランプトレードでドルロングがかなり積み上がっ
ている面もあり、目先は利益確定の動きも留意される。ただ、基本的にはドル高の流れ
に変化はないと見られている。
 本日は午後にFOMCが控えている。日本時間8日午前4時に結果発表。4時半にパ
ウエル議長が会見を行う。市場では0.25%ポイントの利下げを確実視しており、む
しろ12月のヒントを示唆するかが注目されている。短期金融市場ではいまのところ、
70%程度の確率で0.25%ポイントの利下げを織り込んでいる状況。
 ただ、エコノミストからは、FRBは声明でインフレに関する表現を変える可能性が
あるとの指摘が出ている。前回の声明では「インフレが持続的に2%に向かっていると
いう確信を深めた」と言及していた。しかし、消費者物価指数(CPI)のコア指数と
PCEデフレータの12カ月加重平均が夏以降あまり下がっておらず、それを考慮すれ
ば、「さらに確信が深まった」との文言を繰り返すのは難しいのではと述べている。パ
ウエル議長は今回の会見で、今年最後の12月FOMCで利下げ休止の道を開く可能性
も留意されるという。
 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は153円に観測されて
いる。
7日(木)
153.00 (3.8億ドル)
MINKABU PRESS