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2026年06月10日(水)11時53分

東京株式(前引け)=反落、米半導体株安や地政学リスクが重荷に

 10日前引けの日経平均株価は前営業日比735円24銭安の6万4681円39銭
と反落。前場のプライム市場の売買高概算は11億4542万株、売買代金概算は5兆
2082億円。値上がり銘柄数は842、対して値下がり銘柄数は670、変わらずは
51銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場はAI関連株を中心に向かい風の強い地合いとなり日経平
均株価は朝方に1000円近く下げる場面があった。その後は押し目買いに下げ渋った
ものの、上値では売りが厚く戻りも限定的だった。前日の米国株市場で半導体セクター
に売りがかさみナスダック総合株価指数が下落、これを受け東京市場も先物主導で下値
を試す展開に。米国とイランの間で戦闘終結に向けた交渉が難航していることで、地政
学リスクも警戒されている。ただ、半導体製造装置大手は高安まちまちでリスクオフに
大きく傾いている印象はない。値上がり銘柄数は値下がりを上回り、全体の54%を占
めた。
 個別ではキオクシアホールディングス<285A.T>が売りに押され、ソフトバン
クグループ<9984>も大きく下値を探った。フジクラ<5803>が軟調、古河電気工業<
5801>は大幅安となった。任天堂<7974>も売られた。アンリツ<6754>が急落、浜松
ホトニクス<6965>の下げも目立つ。半面、東京エレクトロン<8035>が活況高となっ
たほか、レーザーテック<6920>も上昇。三井住友フィナンシャルグループ<8316>も
買いが優勢。リクルートホールディングス<6098>が上値を追い、川崎重工業<7012>
もしっかり。Link-Uグループ<4446>がストップ高に買われ、ベステラ<1433>
も大幅高。ツガミ<6101>、日本トムソン<6480>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS