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2026年06月09日(火)05時33分

NY外為市況=160円台を固める

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日本時間午前5時32分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  160.17 - 0.12 (- 0.07%) 160.39 / 159.86
ユーロ・ドル 1.1532 + 0.0010 (+ 0.09%) 1.1555 / 1.1500
ポンド・ドル 1.3342 0.0000 ( 0.00%) 1.3370 / 1.3306
ドル・スイス 0.7979 + 0.0018 (+ 0.23%) 0.7987 / 0.7942
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<きょうの材料>
主な米経済指標の発表はなし
*10万ドルのH-1Bビザ申請料、裁判所が却下
 マサチューセッツ州連邦地裁は、トランプ大統領が導入したH-1Bビザ申請に対す
る10万ドルの手数料について違法と判断し、無効とする判決を下した。
*5月の1年先インフレ期待、4月から低下
 NY連銀が発表した5月の消費者期待調査によると、1年先のインフレ期待は3.4
6%となり、4月の3.64%から低下した。一方、項目別では物価見通しにばらつき
がみられた。
*米雇用トレンド指数、米労働市場の下振れリスクを示唆
 コンファレンス・ボードが発表した5月の米雇用トレンド指数(ETI)は107.
01となり、4月の修正後の107.88から低下。先行指標であるETIは、米労働
市場に下振れリスクがある可能性を示唆した。
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<明日の材料と事前予想>
【中国】
貿易収支(5月)時刻未定
予想 887.5億ドル 前回 848.2億ドル
【ユーロ圏】
ドイツ貿易収支(4月)15:00
予想 157億ユーロ 前回 141億ユーロ
ドイツ鉱工業生産指数(4月)15:00
予想 0.1% 前回 -0.7%(前月比)
予想 -1.2% 前回 -2.8%(前年比)
【米国】
貿易収支(4月)21:30
予想 -555億ドル 前回 -603億ドル
中古住宅販売件数(5月)23:00
予想 407万件 前回 402万件
【カナダ】
国際商品貿易(4月)21:30
予想 21.0億カナダドル 前回 17.8億カナダドル
米3年債入札(580億ドル)
レスキュール仏財務相、ムーラン仏中銀総裁、金融経済会議出席
米予備選(メイン、ネバダ、ノースダコタ、サウスカロライナ)
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 きょうのNY為替市場、ドル円は買戻しが出て160円台に戻す展開。160円を割
り込むと押し目買いも見られ、介入警戒から上値に慎重ながらも160円台を固める展
開が見られた。
 週末にイスラエルとイランとの間でミサイル攻撃の応酬が発生していたが、イランが
軍事作戦の終了を宣言したこともあり、ドル高の動きは一服していたものの、ドル円は
下値での買い意欲が強い。
 先週金曜日の米雇用統計はFRBのタカ派姿勢を正当化する内容で、市場はFRBの
年内利上げ確率を完全に織り込んでいる。ストラテジストからは「労働需要の改善と根
強いインフレという米マクロ経済の環境を背景に、FRBはより引き締め的な金融政策
スタンスを維持すると見られ、ドルは今後も上昇基調を続ける可能性がある」との見方
が出ている。
 米商品先物協会(CFTC)が金曜日に発表したIMM投機筋の建玉報告によると、
レバレッジド・ファンドの円売り越しが2024年7月以来の高水準となっていた。日
本の当局による介入にもかかわらず、ヘッジファンドなど投機筋は円ショートを積み上
げていたことが示されている。
 日銀の6月利上げの可能性も高まり、短期金融市場では90%超の確率で織り込んで
いる。ただ、日銀が利上げを実施したとしても、ドルの流れが変わらないようであれ
ば、円高に振れたとしても一時的との見方も根強い。
 ユーロドル、一時1.15ドルちょうど付近に下落していたが、1.15ドルは維持
された。一方、ユーロ円も184円付近まで下落後、184円台後半に買い戻される展
開。
 ストラテジストが下期のユーロドルの見通しについて議論。2つのシナリオのせめぎ
合いになっている。強気派は、ドルへの過度な依存を見直す分散投資の流れがあり、下
期から27年にかけてユーロドルは支えられると見ている。
 一方、この見方は景気循環面からの新たなストーリーに脅かされつつあるという。米
経済が他国を上回る強さを維持し、FRBがタカ派姿勢に傾く可能性が高まっている。
そのため、下期には景気循環を重視する弱気派の見方が再び勢いを増す可能性があると
いう。
 ポンドドルは強いサポートとなっている1.33ドルに接近する場面が見られたもの
の、ドル高が一服していたこともあり、1.33ドル台半ばでの推移。一方、ポンド円
も一時212円台まで下落する場面が見られたものの、213円台後半に戻す展開。
 ポンドは英政治リスクと、英中銀が利上げに慎重姿勢を取る可能性があることから、
アンダーパフォームする可能性があると米大手証券のストラテジストが指摘。
 ストラテジストらは、投資家が英財政と政治の不透明感に再び焦点を当てる中、市場
がポンドにネガティブなリスクプレミアムを上乗せする余地は十分にあると見ていると
いう。スターマー首相の将来は、最近の地方選挙で与党・労働党が不振だったことを受
けて不透明な状態が続いている。さらに、英中銀は6月18日に金利を据え置き、景気
への配慮から7月の利上げ期待も抑える可能性があり、これがポンドの重しになると述
べている。
MINKABU PRESS