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金 24/12 2749.2 - 0.1 プラチナ 25/ 1 1002.9 + 3.3
25/ 2 2773.9 - 0.1 25/ 4 1012.0 + 3.2
銀 24/12 3268.1 - 11.5 パラジウム 24/12 1108.80 - 2.80
25/ 3 3312.4 - 11.5 25/ 3 1119.70 - 2.10
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ニューヨーク金は総じて小幅続落、銀は続落。終値の前日比は金は1.1ドル安~
0.3ドル高、中心限月の12月限が0.1ドル安、銀が11.6~9.5セント安、
中心限月の12月限は11.5セント安。
金12月限は小幅続落。時間外取引では、9月の米雇用統計の発表を控えるなか、現
物相場の堅調な値動きから買い戻し先行もようとなった。欧州時間に入り、上げ幅を拡
大し、一時18ドル高まで上昇。日中取引では、9月の米雇用統計が弱気の数字とな
り、ドル安からジリ高となった。10月のISM米製造業景気指数も事前予想を下回っ
たが、反発の動きはドルが下値堅く推移から序盤で一巡となった。前日の急落でテクニ
カル面から売りが出やすく、前半からドル高に戻ると上げ幅を削る動きとなった。一段
安にはならなかったが、後半から終盤も戻り売り優勢となり、小安く引けた。
銀12月限は時間外取引では自律修正高となり、欧州時間になり、15セント程度の
上げ幅で推移。日中取引は上げ幅を削り、続落となった。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反発。パラジウムは小幅続落。前日比は
プラチナが2.6~3.5ドル高、中心限月の1月限が3.3ドル高、パラジウムが
2.80~1.90ドル安、中心限月の12月限は2.80ドル安。
プラチナ1月限は小反発。時間外取引では、一時1000ドル台を回復したが、戻り
売りで上げ幅を削り、欧州時間ではかろうじてプラスサイドを維持した。日中取引で
は、弱気の米雇用統計発表後から地合いを引き締め、1010ドルを試すまで上昇とな
った。金、銀が反落となると、あっさりと上げ幅を失う動きとなった。米国株が大幅高
となったことは支援材料となった。投機家などからの利食い売りもあったが、引けにか
けて買い優勢となった。
パラジウム12月限は時間外取引は一時17ドル高を超える反発となった。日中取引
は他貴金属の戻り売り圧力の強さが警戒され、小幅安となった。
MINKABU PRESS