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午後8時49分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 152.80 - 0.62 (- 0.40%) 153.59 / 151.92
ユーロ・ドル 1.0866 + 0.0010 (+ 0.09%) 1.0875 / 1.0844
ポンド・ドル 1.2978 + 0.0016 (+ 0.12%) 1.3000 / 1.2943
ドル・スイス 0.8657 - 0.0010 (- 0.12%) 0.8670 / 0.8645
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米東部時間午前7時49分のドル円は152円台後半での取引。東京午前につけた1
53.59近辺を高値に、その後は売りに押されている。日銀決定会合での展望レポー
トで来年の物価見通しに上振れリスクの方か大きいとしたことで153円台割れに。その
後の植田日銀総裁会見でこれまでの「時間的余裕がある」との表現を取り下げて、毎回
の会合でデータを確認するとしたことが、市場での年内利上げ観測につながった。一時
151.92近辺まで安値を広げた。ロンドン勢が本格的に参加してからは買戻しの流
れに転じているが、152円台後半までの動きにとどまっている。
ユーロドルは1.08台後半での取引。東京午前に1.0844近辺まで軟化したあ
とは、買いが優勢になっている。ロンドン市場では一時1.0875近辺に高値を伸ば
している。ユーロ円はドル円とともに下押しされ、東京午前の166.69近辺を高値
に、ロンドン朝方には164.94近辺まで安値を広げた。その後は166円付近まで買
い戻されている。対ポンドではユーロ売りが先行も、その後戻すなど落ち着かない動
き。10月ユーロ圏消費者物価速報が前年比+2.0%と前回の+1.7%から上昇し
たことがユーロ買いにつながった。
ポンドドルは1.29台後半での取引。東京昼前の1.2943近辺を安値にロンド
ン序盤には1.3000近辺まで高値を伸ばした。米債利回りの低下とともにドル売り
が入ったことや、リーブス英財務相が、政府には経済成長強化のための更なる計画があ
る、と述べたことが買いを誘った。ポンド円はドル円とともに振幅。東京朝方の19
8.93近辺を高値に、ロンドン朝方にかけては197.19近辺まで下落。その後の
買い戻しは198円台前半までとなっている。ユーロポンドは0.8353から0.8
382のレンジで売買が交錯している。
minkabu PRESS