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日本時間午後10時37分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 147.63 + 0.30 (+ 0.20%) 147.93 / 147.26
ユーロ・ドル 1.1644 - 0.0008 (- 0.07%) 1.1663 / 1.1625
ポンド・ドル 1.3457 0.0000 ( 0.00%) 1.3483 / 1.3435
ドル・スイス 0.8061 + 0.0020 (+ 0.25%) 0.8069 / 0.8035
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日本時間午後10時36分現在のドル円は1ドル=147.63円。きょうも為替市
場は全体的な雰囲気に変化はなく、市場は明日のジャクソンホールでのパウエル議長の
講演を待っている。ドル円も変化なく147円台での推移を続けている状況。
パウエル議長の講演を巡っての観測も変わらず、利下げの可能性は否定しないもの
の、一部で期待されているような積極利下げを強調するようなことはないと見られてい
る。短期金融市場では次回9月FOMCでの0.25%ポイント利下げの確率は約8
0%で織り込まれている状況。
ただ、一部からはパウエル議長は市場の期待とは裏腹に、タカ派姿勢を温存するので
はとの見方も出ている。前日のFOMC議事録では、雇用よりもインフレのリスクの方
が懸念されていたことが明らかとなった。大半のFOMC委員は利下げは時期尚早と判
断。しかし、このFOMCは先日の驚きの米雇用統計発表前の会合で、どこまで参考に
すべきかは未知数。
FRBは企業が関税コストを消費者に転嫁することでインフレが加速する可能性を懸
念している。年末にかけて顕著に出ると見ているようだが、パウエル議長が今回のジャ
クソンホールで、利下げ期待に冷や水を浴びせるようであれば、波乱の展開になるのか
もしれない。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
21日(木)
146.80(13.5億ドル)
22日(金)
147.90(15.4億ドル)
MINKABU PRESS