22日前引けの日経平均株価は前営業日比331円85銭安の3万6967円13銭
と続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億6330万株、売買代金概算は1兆9
487億円。値上がり銘柄数は572、対して値下がり銘柄数は997、変わらずは6
3銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売りが優勢。前日の米国株市場が軟調な推
移となったことや、外国為替市場でドル・円相場が乱高下し足もとで円高方向に振れて
いることなどが上値の重しとなり、下値模索を強いられた。日経平均は途中下げ渋る場
面はあったが、戻し切れず前引けにかけて売り直され、3万7000円台を下回って取
引を終えている。値下がり銘柄数は1000弱で全体の6割強を占めている。なお、売
買代金は2兆円に届かなかった。
個別では売買代金トップの三菱重工業<7011>、同2位の川崎重工業<7012>などが
利食いに押されているほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など
が軟調。フジクラ<5803>も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など
メガバンクも冴えない。京成電鉄<9009>が急落、日本光電<6849>も大幅安となっ
た。半面、IHI<7013>がしっかり、古河電気工業<5801>が上値を伸ばした。ソシ
オネクスト<6526>が頑強、第一三共<4568>も堅調だった。gumi<3903>がスト
ップ高に買われ、GMOインターネット<4784>も急騰した。テラスカイ<3915>も物
色人気。
出所:MINKABU PRESS