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日本時間午後10時22分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 153.75 + 0.46 (+ 0.30%) 153.87 / 152.76
ユーロ・ドル 1.0780 - 0.0032 (- 0.30%) 1.0826 / 1.0769
ポンド・ドル 1.2973 + 0.0001 (+ 0.01%) 1.2993 / 1.2958
ドル・スイス 0.8695 + 0.0041 (+ 0.47%) 0.8698 / 0.8644
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日本時間午後10時22分現在のドル円は1ドル=153.75円。きょうのNY為
替市場、ドル円は東京時間に一旦152円台に伸び悩んだものの、153円台後半に上
昇している。ドル円相場は衆院選後の材料を消化し、米国の動向に注目が移っている。
来週の米大統領選を巡ってドル円はさらにリバウンド相場を加速させるとの見方も出て
おり、今度はドル高がドル円を押し上げると見ているようだ。
目先は155円を試しに行くかどうかが注目となっている。そこを完全突破すれば、
160円が再び視野に入るとの指摘も少なくない。米大統領選については世論調査では
接戦となっているものの、市場はトランプ氏勝利を織り込む動きを活発化させている。
共和党が議会も席巻する、いわゆるスウィープの状況になれば、さらのドル買いに拍車
がかかるとの見方も根強い。
トランプ氏は減税と高関税を経済政策に掲げているためだが、但し、インフレへ再燃
への懸念があるほか、共和党は民主党よりも財政拡大に消極的な政党である点は留意し
て置く必要があるのかもしれない。
また、今週は重要な米経済指標が目白押しで、明日は第3四半期の米GDP速報値、
明後日はPCEデフレータ、そして、金曜日には米雇用統計が発表される。米GDPは
強い内容が予想されており、FRBの緩やかな利下げ観測を裏付けそうだ。PCEデフ
レータはインフレの落ち着きを示す予想となっている。
一方、米雇用統計だが、非農業部門雇用者数(NFP)は11万人増と2020年以
来のだいぶ低い数字が見込まれている。ただし、今回はハリケーンの特殊事情が影響す
ると見られていることから、正確な基調判断には不向きな数字との意見も多いようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
29日(火)
現行付近にはなし
31日(木)
152.00 (13.2億ドル)
MINKABU PRESS