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2024年10月30日(水)05時30分

シカゴ穀物引け速報=大豆は続落、コーンは小麦の反発で期近~期中が反発

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 大 豆      2024/11 965.25 - 8.75
2025/01 979.00 - 7.00
 コーン       2024/12 413.75 + 3.00
2025/03 427.00 + 2.25
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 大豆はハーベストプレッシャーやドル高を受けて概ね続落、コーンは小麦の反発が手
掛かりとなり、期近~期中は反発。
 大豆は続落。終値の前営業日比は8.75~3.25セント安。期近限月の1月限は
7.00セント安の979セント。
 引き続き米産地での収穫が終了に近づくなかで高まるハーベストプレッシャーが重石
となった。また、ドル買いの動きに加え南米産地での生育に適した環境が続いているこ
とが弱材料視された。1月限は一時3月22日以来の低水準まで軟化し弱気ムードに拍
車をかけた形となった。

 コーンも期近~期中が反発。終値の前営業日比は変わらず~3.00セント高。中心
限月の12月限は3.00セント高の413.75セント。
 この日は米農務省(USDA)によるデイリーの大口成約は発表されなかったうえ、
ドル買い貴重が強まったが、これまでの乾燥による生育懸念を受けて小麦の主要限月が
2ケタ高となったことが買い支援要因となった。ただ、12月限の取引レンジは前日と
ほぼ同値にとどまった。

MINKABU PRESS