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2024年11月19日(火)23時33分

NY外国為替序盤=一時153円台前半まで下落

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日本時間午後11時32分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  154.07 - 0.59 (- 0.38%) 154.67 / 153.29
ユーロ・ドル 1.0591 - 0.0007 (- 0.07%) 1.0601 / 1.0524
ポンド・ドル 1.2652 - 0.0026 (- 0.21%) 1.2689 / 1.2613
ドル・スイス 0.8813 - 0.0018 (- 0.20%) 0.8845 / 0.8802
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 日本時間午後11時32分現在のドル円は1ドル=154.07円。きょうのドル円
は戻り売りが優勢となっており、一時153円台前半まで下落する場面が見られた。リ
スク回避の円高がドル円を押し下げている。ここに来てウクライナ情勢への不透明感が
強まっており、プーチン大統領が核ドクトリンの改定を承認し、核兵器の使用基準を緩
和したことで、市場は地政学的リスクを再燃させているようだ。
 プーチン大統領はドローンを含む通常兵器による大規模攻撃を受けた場合の対応とし
て、核による報復を可能にする大統領令に署名した。なお、ウクライナはロシア領内に
米国から提供された長距離ミサイル「ATACMS」での初のロシア領内への攻撃を実
施したと伝わった。
 ドル円は155円より上のゾーンが重かったこともあり、短期筋の見切り売りも出て
いる模様。本日の21日線が153.30円付近に来ており、その水準を維持できるか
目先は注目される
 植田日銀総裁は前日の講演で、利上げについての明確なヒントは避け、経済と物価の
動向次第と述べていた。タカ派なメッセージを期待していた投資家からは物足りない内
容ではあったようだが、12月利上げに強気な見方も少なくない。正常化を目指す日銀
は来年1月20日のトランプ氏の大統領就任後のリスクを鑑みて、12月に実施してお
きたいのではと見ているようだ。いずれにしろ、足元のデータからは12月か1月には
追加利上げを実施すると見られている。
 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測され
ていない。
19日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS