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金 24/12 2631.0 +16.4 プラチナ 25/ 1 980.0 + 5.5
銀 24/12 3131.5 + 9.1 パラジウム 24/12 1038.00 + 29.80
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ニューヨーク金、銀は続伸。中心限月の前日比は金12月限が16.4ドル高、銀は
12月限が9.1セント高。
金12月限は続伸。時間外取引では、アジア時間から続伸。ウクライナが米国製長距
離ミサイルをロシア領内に発射攻撃したとの報道を受け、欧州時間に一段高となり、一
時25ドル超の上昇となった。日中取引はプーチン大統領が核ドクトリンの改定を承認
し、核兵器の使用基準を緩和したことから地政学的リスクの買いで序盤に上げ幅を拡大
した。その後、ドル堅調から上げ幅を縮小場面があったが、買い意欲は旺盛で堅調に推
移した。
銀12月限は小幅続伸。時間外取引から続伸。約40セントの上昇となった後、上げ
幅を縮小も20セントの上昇幅を維持。日中取引は上げ幅を削り、一時小安くなった
が、金の堅調推移に支援され、再浮上し、小高く引けた。
プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。中心限月の前日比はプラチナ1月限が5.5ド
ル高、パラジウム12月限は29.8ドル高。
プラチナ1月限は小幅続伸。時間外取引では、ウクライナ・ロシア間の緊張を受け、
欧州株が軟調に推移が警戒され、小幅安。日中取引では、序盤、売り優勢となる場面が
あったが、金、銀の続伸に支援され、地合いを引き締めた。ただ地政学的リスクに対す
る警戒感が強く、上値は重く推移となった。
パラジウム12月限は続伸。時間外取引は小幅続伸。日中取引は上げ幅を拡大し、一
時1040ドル台まで上げ幅を拡大した。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。