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午後8時31分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 144.62 - 0.24 (- 0.17%) 145.51 / 144.10
ユーロ・ドル 1.1246 + 0.0006 (+ 0.05%) 1.1278 / 1.1218
ポンド・ドル 1.3366 + 0.0005 (+ 0.04%) 1.3395 / 1.3345
ドル・スイス 0.8335 - 0.0009 (- 0.11%) 0.8363 / 0.8310
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米東部時間午前7時31分のドル円は144円台半ばでの取引。東京午前に145.
51近辺まで買われたあとは、上値を抑えられている。ロンドン序盤にかけて144.
10近辺まで下押しされた。その後は144円台半ばへと下げ渋っている。前日の米株
式市場がプラスに転じて引けたことで、欧州株も堅調に推移している。日本の超長期債
利回り上昇や、日米財務相会談を前にした不透明感などによる円高圧力は一服。
ユーロドルは1.12台半ばでの取引。東京午前にドル高局面で1.1218近辺ま
で下押しされたあとは、上昇に転じている。ロンドン序盤には1.1278近辺まで高
値を伸ばした。その後は買いも一服し、1.12台半ばと前日NY終値付近に戻してい
る。ユーロ円はドル円と同様の動きで、東京午前の163.28近辺を高値として、ロ
ンドン朝方にかけては162.42近辺まで安値を広げた。その後は、162円台後半
から半ばで推移している。対ポンドでは前日終値を挟んだ振幅にとどまっている。シュ
ナーベルECB理事、クノット・オランダ中銀総裁らは6月利下げについて明言を避け
ており、根強いインフレ圧力を警戒していた。
ポンドドルは1.33台後半での取引。東京午前の1.3345近辺を安値に、ロン
ドン序盤の1.3395近辺を高値とするレンジ相場となっている。足元では前日NY
終値付近に押し戻されている。ポンド円は東京午前の194.21近辺を高値に売られ
ており、ロンドン序盤には192.92近辺まで下押しされた。その後の戻りは193
円台前半までにとどまり上値が重い値動き。ユーロポンドは0.8405から0.84
24までのレンジで方向感なく推移している。ピル英中銀チーフエコノミストはディス
インフレのモメンタムに停滞の兆しと指摘。直近の英MPCでの据え置き支持について
は、四半期ごとに25bpの利下げペースは急すぎることを示したかったとしている。
minkabu PRESS