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日本時間午前5時32分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 151.83 - 0.93 (- 0.61%) 152.83 / 151.55
ユーロ・ドル 1.0828 + 0.0046 (+ 0.43%) 1.0830 / 1.0771
ポンド・ドル 1.2971 + 0.0050 (+ 0.39%) 1.2988 / 1.2909
ドル・スイス 0.8657 - 0.0007 (- 0.08%) 0.8672 / 0.8651
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<きょうの材料>
※経済指標
【米国】
*米新規失業保険申請件数(10月19日週)21:30
結果 22.7万人
予想 24.2万人 前回 24.2万人(24.1万人から修正)
*米PMI製造業(10月)22:45
結果 47.8
予想 47.5 前回 47.3
*米PMIサービス業(10月)22:45
結果 55.3
予想 55.0 前回 55.2
*米PMIコンポジット(10月)22:45
結果 54.3
予想 53.8 前回 54.0
*米新築住宅販売件数(年率)(9月)23:00
結果 73.8万件
予想 72.0万件 前回 70.9万件(71.6万件から修正)
※発言・ニュース
*ハマック・クリーブランド連銀総裁
・インフレに進展。
・ただ、任務完了を宣言できる段階にはない
*加藤財務相
・G20では為替のコミットメントを再確認。
・足元の為替含めた金融市場は変動が高い。
・為替市場での過度な変動に注意を払う必要。
・ウクライナや韓国の財務相と話す機会あった。
*植田日銀総裁
・米国の良いデータが長く続くのか分析深める必要。
・米経済についての楽観論が少し広がりつつある。
・時間的な余裕はある。
・円安だけではなく、米経済も含めて全体を見る必要。
*ナーゲル独連銀総裁
・利下げを急ぎ過ぎるべきではないが、柔軟性は維持。
*リーブズ英財務相
・予算編成では債務を異なる方法で測定する。
・具体的な詳細は議会の予算演説で述べる。
・公共部門への純投資の減少は望んでいない。
・予算に十分な余裕を持たせる。
*マン英中銀委員
・利下げは時期尚早だったかもしれない。
・9月のサービスインフレはまだまだ。
・3%程度にならなければならないと語っている。
・賃金と価格形成の間に構造的な粘り強さがある。
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<明日の材料と事前予想>
【英国】
GfK消費者信頼感調査(10月)08:01
予想 -22.0 前回 -20.0(GfK消費者信頼感調査)
【日本】
東京消費者物価指数(10月)08:30
予想 1.7% 前回 2.0%(生鮮食料品除くコア・前年比)
景気先行指数(確報値)(8月)14:00
予想 106.7 前回 106.7
景気一致指数
予想 113.5 前回 113.5
【ユーロ圏】
ドイツIfo景況感指数(10月)17:00
予想 85.6 前回 85.4
【カナダ】
小売売上高(8月)21:30
予想 0.6% 前回 0.9%(前月比)
予想 0.3% 前回 0.4%(コア・前月比)
【米国】
耐久財受注(速報値)(9月)21:30
予想 -1.0% 前回 0.0%(前月比)
予想 -0.1% 前回 0.5%(輸送除くコア・前月比)
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(10月)23:00
予想 68.9 前回 68.9
ECB調査ユーロ圏消費者インフレ期待(9月)
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きょうのNY為替市場、ドル円は戻り売りに押され151円台に下落。一時151円
台半ばまで下落した。前日は上げの勢いが加速し、153円台まで一気に上昇していた
が、米大統領選を前にしたドル高と米国債利回り上昇でドル円のリバウンド相場を加速
させていたようだ。
しかし、さすがに過熱感は否めず、過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは前日
に買われ過ぎの水準である70を超えていた。本日は米国債利回りも下げており、ドル
円も上げ一服となったようだ。
全体的なドル高の流れがドル円のフォローとなっているが、FRBの利下げペースへ
の期待の後退のほか、再来週に迫った米大統領選でトランプ氏が勝利し、共和党が上下
両院も席巻する、いわゆるスウィープを見込んだ動きが出ていると指摘も出ている。た
だ、それも今週までの動きでだいぶ織り込みが進み、この先の上値余地は限定的との声
も聞かれる。
ドル円は以前とは状況が違うことから、160円を再び試すとの見方まではまだ少数
派だが、155円は視野に入れるとの見方は増えつつあるようだ。
ユーロドルは買い戻しが入り、1.08ドル台に戻している。本日はワシントンを訪
問しているECB理事のナーゲル独連銀総裁の発言が伝わり、「利下げを急ぎ過ぎるべ
きではないが、柔軟性は維持している」と述べた。市場では次回12月ECB理事会で
の利下げ幅を巡って見方が分かれているが、理事の間でも見解が分かれている。
0.25%ポイントの通常利下げのみを主張する理事がいる一方、0.50%ポイン
トの大幅利下げも選択肢にあるべきと主張している理事もいる。ナーゲル独連銀総裁は
後者と見られているが、その通りの発言内容となっていた。ドイツ経済が混迷してお
り、再びマイナス成長が警戒される中で、通常であればタカ派な独連銀も景気に配慮し
た姿勢を滲ませているようだ。
ポンドドルも買い戻しが膨らみ、一時1.2990ドル付近まで上昇。本日1.29
65ドル付近に来ている100日線を回復する場面も見られたが、1.30ドルを回復
することなく、100日線付近での推移となった。
来週30日にリーブズ英財務相が、秋季予算案を議会に提出する予定で市場も注目し
ている。先ほど同財務相のインタビューが伝わり、「予算編成では債務を異なる方法で
測定する」と述べた。具体的な詳細は議会の予算演説で述べるとしている。また、「公
共部門への純投資の減少は望んでおらず、予算に十分な余裕を持たせる」とも語ってい
た。
MINKABU PRESS