19日前引けの日経平均株価は前週末比136円09銭安の3万7617円63銭。
前場のプライム市場の売買高概算は7億8591万株、売買代金概算は1兆7867億
円。値上がり銘柄数は747、値下がり銘柄数は824、変わらずは60銘柄だった。
日経平均株価は下落。前週末16日の米株式市場は、NYダウは331ドル高と続
伸。ハイテク株などが値を上げた。ただ、大手格付け会社ムーディーズ・レーティング
スは同日に米国の信用格付けを「Aaa」から「Aa1」に格下げを発表。これを受
け、この日の早朝に円高が進んだことも警戒され、日経平均株価は下落してスタート。
朝方には前週末に比べ200円を超える下落となり、3万7500円台まで値を下げる
場面があった。為替相場は午前10時頃に一時1ドル=144円台後半へ一段と円高が
進んだ。ただ、日経平均株価の3万7000円台半ばの水準には値頃感も台頭し売り一
巡後は下げ渋った。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>が安く、サンリオ<8136
>やIHI<7013>、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。ディー・エ
ヌ・エー<2432>やソフトバンクグループ<9984>も軟調。半面、川崎重工業<7012>
やフジクラ<5803>、三菱商事<8058>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ
<8306>やトヨタ自動車<7203>、フジ・メディア・ホールディングス<4676>が値を
上げた。
出所:MINKABU PRESS