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2025年08月12日(火)22時33分

NY外国為替序盤=148円台半ばに戻す

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日本時間午後10時31分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  148.42 + 0.27 (+ 0.18%) 148.52 / 147.87
ユーロ・ドル 1.1620 + 0.0005 (+ 0.04%) 1.1656 / 1.1599
ポンド・ドル 1.3466 + 0.0034 (+ 0.25%) 1.3510 / 1.3421
ドル・スイス 0.8110 - 0.0014 (- 0.17%) 0.8127 / 0.8084
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 日本時間午後10時31分現在のドル円は1ドル=148.42円。きょうのNY為
替市場、先ほど発表になった米消費者物価指数(CPI)を受けて、ドルの戻り売りが
優勢となった。米CPIはコア指数が前年比で3.1%上昇と予想を上回り、関税の影
響を示唆する内容ではあった。ただ、FRBの利下げ期待は変わらず、短期金融市場で
は9月の利下げ観測が上昇していた。
 総合指数が前回と変わらずの内容だったこともあり、市場が事前に警戒していたほど
のインフレ上昇は見られず、先日の米雇用統計の驚きの弱さを覆すほどの内容ではない
との受け止めのようだ。
 ドル円も148円台半ばから一時147円台に下落したが、次第に買い戻しも見ら
れ、148円台はいまのところサポートされている。
 米CPIの詳細を見ると、サービスの伸びが加速している状況が見られ、特に、住居
費・エネルギーを除くサービス価格、いわゆるスーパーコアが前月比0.48%上昇
し、1月以来の大幅な伸びとなっていた。
 関税の影響が出ていることも示唆されており、FRBの早期利下げ観測を手放しで正
当化するほどの内容でもないとの受け止めもある模様。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
12日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS