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2025年08月13日(水)05時20分

NY貴金属引け速報=金が続落、予想以下の米CPIも株高が圧迫

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金 25/10 3371.1 - 5.1 プラチナ  25/10 1353.7 + 10.2
25/12 3399.0 - 5.7       26/ 1 1362.2 + 10.6
銀 25/ 9 3800.2 + 21.5 パラジウム 25/ 9 1141.40 - 18.20
  25/12 3849.6 + 21.4       25/12 1158.00 - 16.90
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 ニューヨーク金は続落、銀は反発。前日比は金が7.5~4.2ドル安、中心限月の
12月限が5.7ドル安、銀が20.5~23.7セント高、中心限月の9月限は
21.5セント高。
 金12月限は続落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測
を受けて押し目を買われたが、ドル安が一服すると、上げ一服となった。欧州時間に入
ると、手じまい売りなどが出て軟調となった。日中取引では、予想以下の米消費者物価
指数(CPI)を受けて買い優勢となった。その後は、株高を受けて利食い売りが出た
が、ドル安が下支えになった。
 銀9月限はドル安や金の下げ一服を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反落。前日比はプラチ
ナが10.2~12.0ドル高、中心限月の10月限が10.2ドル高、パラジウムは
18.20~16.00ドル安、中心限月の9月限は18.20ドル安。
 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下
げ観測を受けて堅調となったが、金の上値の重さを受けて上げ一服となった。欧州時間
に入ると、買い戻し主導で上昇した。日中取引では、予想以下の米消費者物価指数(C
PI)が支援要因になったが、利食い売りに上値を抑えられた。その後は、ドル安を受
けて地合いを引き締めた。
 パラジウム9月限は欧州時間に買い戻されたが、日中取引では戻りを売られて軟調と
なった。
MINKABU PRESS