8日前引けの日経平均株価は前日比909円53銭高の4万1968円68銭。前場
のプライム市場の売買高概算は14億2485万株、売買代金概算は3兆5592億
円。値上がり銘柄数は1056、値下がり銘柄数は499、変わらずは66銘柄だっ
た。
日経平均株価は大幅続伸。前日の米株式市場は、NYダウは下落したが、半導体関連
株などが買われナスダック指数は上昇し最高値を更新した。これを受け、東京市場で日
経平均株価は値を上げてスタートした。好決算を発表した銘柄などを中心に買いが入
り、TOPIXは初の3000台に乗せた。米相互関税を巡り、赤沢亮正経済財政・再
生相は、米政府が相互関税の大統領令を修正し、日本を措置対象に加えることを約束し
たと明らかにしたことも好感された。なお、株価指数オプション8月物の特別清算指数
(SQ)値は4万1368円58銭だったとみられている。
個別銘柄では、決算が好感されたソフトバンクグループ<9984>が大幅高となったほ
か、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>が高い。トヨタ自動車<7203>が反発
し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が堅調。業績予想を上方修正したソ
ニーグループ<6758>が買われた。半面、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>が
安く、中外製薬<4519>や良品計画<7453>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS