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2025年04月16日(水)05時30分

シカゴ穀物引け速報=大豆はまちまち、コーンは期近2限月が続落

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 大 豆      2025/05 1036.00 - 5.75
2025/07 1046.50 - 3.75
 コーン       2025/05 481.25 - 3.75
2025/07 489.50 - 3.25
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 大豆はまちまち。コーンは期近の主要限月は続落も他は堅調。旧穀限月はトランプ関
税懸念で値を落とすも新穀限月は生育不安から堅調。
 大豆はまちまち。期近の主要限月は反落も他は続伸。終値の前営業日比は5.75セ
ント安~1.25セント高。中心限月の5月限は5.75セント安の1036セント。

 米トランプ政権による相互関税と中国による報復関税を受けて中国向け大豆輸出の減
少が警戒されるなか、南米生産国の大豆輸出が本格化する時期を迎えていることで、米
国の大豆輸出不安が強まるなか値を落とした。ただ、新穀限月には米中貿易戦争を見越
した大豆の作付縮小観測を受けて続伸する限月も見られた。
 コーンは期近の主要限月は続落も3番限以降は堅調。終値の前営業日比は3.75セ
ント安~2.50セント高。中心限月の5月限は3.75セント安の481.25セン
ト。
 期近の主要限月は、ブラジル・アルゼンチンと南米の主要生産国の輸出が活発化する
時期を迎えていることやトランプ関税による輸出用需要停滞不安や、米産地の降雨を受
けた小麦安が弱気材料視されて売り優勢で運ばれた。3番限以降の新穀限月は米農務省
(USDA)がポルトガル向けの大口成約を発表したことや、米産地の土壌水分過剰を
受けた生育不安が手掛かりとなって堅調で終了。

MINKABU PRESS