22日の東京株式市場は強弱観対立のなかやや売り優勢、寄り付きの日経平均株価は
前営業日比64円安の4万9252円と反落。
前日の欧州株市場は高安まちまちながら主要国の株価は堅調な動きが目立ち、仏CA
C40は約1年5カ月ぶりに史上最高値を更新した。また、米国株市場でもNYダウが
約3週間ぶりに最高値を更新するなどリスク選好の流れにあるほか、足もと外国為替市
場でドル高・円安方向に振れていることもポジティブ材料。高市新首相が打ち出す経済
政策への期待もある。ただ一方で、日経平均株価はスピード警戒感が拭えない。米中摩
擦への懸念が再燃していることも株価の上値を押さえる可能性があり、目先神経質な地
合いとなることが予想される。
出所:MINKABU PRESS