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午後8時10分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 149.98 - 0.23 (- 0.15%) 150.28 / 149.59
ユーロ・ドル 1.0843 + 0.0012 (+ 0.11%) 1.0849 / 1.0825
ポンド・ドル 1.3047 + 0.0036 (+ 0.28%) 1.3071 / 1.3004
ドル・スイス 0.8662 + 0.0002 (+ 0.02%) 0.8670 / 0.8654
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米東部時間午前7時10分のドル円は149円台後半での取引。東京朝方の150.
28近辺を高値に、その後は上値重く推移している。東京午後からロンドン朝方にかけ
ては150円を挟んだ上下動となった。ロンドン時間に入ってから一時149.59近
辺まで急落する場面があったが、すぐに149.90付近へと買い戻されている。複数
の関係者の発言として「日銀は今月会合での利上げの必要性乏しいとの認識、物価見通
しに大きな変化なし、リスク表現は修正議論も、経済・物価はオントラックとの認識共
有、今後の利上げ排除せず」などと報じられたことに敏感に反応していた。東京時間に
は三村財務相などからの円安けん制発言があり、150円の節目を上回る円安水準では
市場の神経質度が増しているようだ。
ユーロドルは1.08台前半での取引。東京朝方の1.0825近辺を安値に、足元
では1.0850付近へと買われている。ただ、売買は交錯しており、すっきりとした
上昇にはなっていない。ユーロ円も162.19から162.81までのレンジで上下
動を繰り返している。対ポンドではユーロ売りが先行も、その後は買い戻されてきてい
る。ECB専門家予測調査(SPF)では2025と26年のインフレ予想を+1.
9%としており、2025年を0.1%ポイント下方修正していた。ミュラー・エスト
ニア中銀総裁は、物価上振れリスクは依然として残っていると述べた。ビルロワドガロ
ー仏中銀総裁は、インフレ率はオーバーシュートと同様にアンダーシュートのリスクも
大きいと述べた。インフレに関する見方は分かれていた。
ポンドドルは1.30台半ばでの取引。東京朝方の1.3004近辺を安値にじり高
の動きで英小売売上高発表を迎えた。前月比+0.3%、前年比+3.9%といずれも
予想から上振れる結果となった。ポンドドルは1.3030付近から1.3070付近
まで急伸。しかし、その後は上昇一服となり1.30台前半から半ばで推移している。
ポンド円は東京午後の195.04近辺を安値に、英指標発表顎には196.05近辺
まで買われた。ロンドン時間に入ってからドル円の急落局面で195円近くまで再び下
落も、足元では195円台半ばへと買い戻されている。ユーロポンドは下に往って来
い。ポンド買いが強まり0.8295近辺まで一時下落も、その後は0.8310-2
0レベルへと下げ渋っている。
minkabu PRESS