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日本時間午後10時37分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 149.75 - 0.46 (- 0.31%) 150.28 / 149.59
ユーロ・ドル 1.0859 + 0.0028 (+ 0.26%) 1.0863 / 1.0825
ポンド・ドル 1.3059 + 0.0048 (+ 0.37%) 1.3071 / 1.3004
ドル・スイス 0.8654 - 0.0006 (- 0.07%) 0.8670 / 0.8649
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日本時間午後10時37分現在のドル円は1ドル=149.75円。きょうの為替市
場でドル円は戻り売りが優勢となっており、149円台に伸び悩んでいる。前日は強い
米小売売上高を受けてドル買いが強まり、ドル円は150円台を回復していた。ただ、
本日はドル買いも一服している中で、ドル円は150円台を維持できずにいる。
NY時間に入って発表になった米住宅指標をきっかけに、為替市場ではドル売りの反
応が見られている。9月の米住宅着工件数は予想範囲内ではあったものの前回から減少
していたことや、建築許可件数が予想を下回ったことを材料視したようだ。
ただ、主な理由はドルの買われ過ぎであろう。強い米雇用統計などを受けて、FRB
の利下げサイクルは緩やかになるとの見方を市場は強めている。さらに米大統領選はど
ちらが勝ってもドル高シナリオとの見方も多く出ている中、ドルは10月に入って急ピ
ッチで上昇して来た。ここに来てさすがに過熱感も出ており、ドルインデックスにおけ
る、過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは前日時点で買われ過ぎの水準に上昇し
ている。
ドル円はまたしても150円を維持できずに伸び悩んでいる状況ではあるが、当面は
ドル買いの流れが続くと期待されており、日銀も利上げに慎重になっている中、200
日線が控える151円台までの上昇はあってもおかしくはないとの見方もあるようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は150.65円に観
測されている。
18日(金)
150.65 (12.9億ドル)
MINKABU PRESS