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午後8時37分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 147.46 - 0.16 (- 0.11%) 147.89 / 147.31
ユーロ・ドル 1.1609 + 0.0034 (+ 0.29%) 1.1615 / 1.1564
ポンド・ドル 1.3324 + 0.0025 (+ 0.19%) 1.3330 / 1.3282
ドル・スイス 0.8066 - 0.0010 (- 0.12%) 0.8094 / 0.8064
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米東部時間午前7時37分のドル円は147円台半ばでの取引。この日は前日NYク
ローズを挟んで方向感なく振幅している。東京午後にかけて147.31近辺まで下押
しされたあとは、上昇に転じた。ロンドン序盤には高値を147.89近辺に伸ばし
た。しかし、買いも続かず147.50台へと反落している。欧州株や米株先物・時間
外取引は比較的堅調。米10年債利回りは4.21%台から4.24%付近まで上昇。
クロス円の円売りとユーロドルなどのドル売りが交錯し、ドル円は方向感が定まらず。
ユーロドルは1.16台前半での取引。東京午前の1.1564近辺を安値に、ロン
ドン時間には買いに動意付いた。一時1.1615近辺まで高値を伸ばしている。ユー
ロ円は東京昼過ぎの170.62近辺を安値に買われている。ロンドン午前の取引で高
値を171.46近辺まで伸ばしている。対ポンドでもユーロ買いが優勢。米国とEU
との通商合意について、ECBは中国から欧州への輸出増で欧州の雇用が危機にさらさ
れると警告、独商工会議所は独企業の約6割が追加負担が発生すると予想とした。ただ
独建設業PMIの改善、英建設業PMIの悪化を受けて対ポンドでユーロが買われてい
る。
ポンドドルは1.33台前半での取引。ポンドドルはロンドン朝方に1.3282近
辺まで下押しされたあと、反転して高値を1.3330付近へと伸ばしてきている。ポ
ンド円は東京午後の196.10付近を安値に買われ、足元では196.65近辺に高
値を更新している。ユーロポンドは東京昼頃の0.8697付近を安値にロンドン午前
には0.8720付近まで高値を伸ばしている。明日に英中銀の金融政策発表を控えて
おり、ユーロ対ポンド相場は連日売買が交錯している印象。
minkabu PRESS