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2025年05月14日(水)05時31分

NY貴金属引け速報=反発、ドル高一服で買い優勢も金は戻り売り圧力強い

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金 25/ 6 3247.8 + 19.8 プラチナ  25/ 7 992.2 + 16.6
25/ 8 3275.9 + 19.8       25/10 1001.7 + 15.8
銀 25/ 7 3310.0 + 47.6 パラジウム 25/ 6 955.50 + 14.10
  25/ 9 3341.0 + 47.7       25/ 9 965.70 + 14.10
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 ニューヨーク金、銀は反発。前日比は金が19.8~21.4ドル高、中心限月の6
月限が19.8ドル高、銀が47.2~48.3セント高、中心限月の7月限は47.
6セント高。
 金6月限は反発。時間外取引では、アジア時間の午後からドルの反落を受け、買い優
勢となった。欧州時間に入っても堅調地合いを引き継ぎ、30ドル超の上昇を維持して
推移。日中取引では、4月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想より弱い数字とな
ったが、前半の取引で上げ幅を失った。しかしドルが対ユーロ中心に軟化すると、買い
が喚起され、再上昇となった。後半から終盤は米長期金利の上昇が圧迫要因となり、、
戻り売り圧力が強く、帳入値で上げ幅を縮小した。
 銀7月限は反発。時間外取引からは反発し、欧州時間で50セント超の上げ幅を維
持。日中取引の開始後、上げ幅を縮小したが、金の再上昇に支援され、前日の下げ幅を
大幅に上回る上昇となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムとも反発。前日比はプラチナが
15.0~17.0ドル高、中心限月の7月限が16.6ドル高、パラジウムは13.
90~15.50ドル高、中心限月の6月限は14.10ドル高。
 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、金の反発、ドル建て現物相場の上昇を受
け、欧州時間も約15ドルの上げ幅を維持。日中取引では、序盤から前半の取引で上げ
幅を縮小したが、金・銀の再上昇から買い優勢で推移した。ただ1000ドルを試す反
発力はなく、上値は重く推移した。
 パラジウム6月限は反発。時間取引では小反発。日中取引では上げ幅を拡大したが、
前日の下落幅の半分以下の上昇にとどまった。
MINKABU PRESS