--------------------------------------
日本時間午後10時25分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 149.31 + 0.11 (+ 0.07%) 149.54 / 148.88
ユーロ・ドル 1.0897 + 0.0004 (+ 0.04%) 1.0901 / 1.0875
ポンド・ドル 1.3025 - 0.0049 (- 0.37%) 1.3077 / 1.2983
ドル・スイス 0.8627 + 0.0010 (+ 0.12%) 0.8634 / 0.8614
--------------------------------------
日本時間午後10時25分現在のドル円は1ドル=149.31円。きょうのドル円
は東京時間に一時148円台まで下落する場面が見られていたものの、海外市場に入っ
て買い戻しが見られ、149円台半ばまで戻している。ドル円は150円の心理的節目
に拒まれる展開となっているものの下値を試す動きも限定的で、全体的な情勢に変化が
ない中、リバウンド相場の流れを継続しているようだ。
緩やかなペースでの利下げというFRBへの期待の変化で、ドル高は当面続くとの見
方が市場に広がっているほか、日銀についても慎重な利上げが期待されている。そのよ
うな中でドル円は、心理的節目の150円台回復と151円台前半に来ている200日
線が目先の上値ターゲットとして視野に入っていることに変わりはなさそうだ。
ただ、ドル円は9月16日に140円割れを付け、そこからリバウンド相場を開始し
ている。その前の7月11-9月16日までの下降波の半値戻しが150.65円付近
に来ており、さらにその上に200日線が151円台前半に来ている状況。
FRBが利下げサイクルを開始し、日銀は逆に利上げに着手し始める中で、実際に以
前のように160円を超えて上昇すると見ている向きは少ない。そのような中で、そろ
そろ投資家が今回のリバウンド相場に慎重になって来てもおかしくはないのかもしれな
い。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は150円に観測され
ている。
16日(水)
150.00 (7.5億ドル)
MINKABU PRESS