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日本時間午前5時29分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 149.24 - 0.52 (- 0.35%) 149.84 / 148.85
ユーロ・ドル 1.0887 - 0.0022 (- 0.20%) 1.0917 / 1.0882
ポンド・ドル 1.3067 + 0.0008 (+ 0.06%) 1.3103 / 1.3036
ドル・スイス 0.8623 - 0.0004 (- 0.05%) 0.8637 / 0.8607
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<きょうの材料>
※経済指標
【米国】
*NY連銀製造業景気指数(10月)21:30
結果 -11.9
予想 3.4 前回 11.5
【カナダ】
消費者物価指数(CPI)(9月)21:30
結果 -0.4%
予想 -0.2% 前回 -0.2%(前月比)
結果 1.6%
予想 1.9% 前回 2.0%(前年比)
※発言・ニュース
*デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
・労働市場はもはやインフレの主要因ではない。
・現在の景気拡大はまだ比較的若い。
・企業、家計はディスインフレが継続すると考えている。
・インフレと雇用に対するリスクは均衡している。
・企業の価格上昇分の転嫁能力は限定的。
・現在の金利は中立水準からは程遠い。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
機械受注(8月)08:50
予想 0.1% 前回 -0.1%(前月比)
予想 3.9% 前回 8.7%(前年比)
【英国】
消費者物価指数(CPI)(9月)15:00
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
予想 1.9% 前回 2.2%(前年比)
予想 3.4% 前回 3.6%(コア・前年比)
小売物価指数(RPI)(9月)15:00
予想 0.2% 前回 0.6%(前月比)
予想 3.2% 前回 3.5%(前年比)
予想 2.8% 前回 2.8%(前年比・除くモーゲージ利払い)
生産者物価指数(PPI)(9月)15:00
予想 -0.5% 前回 -0.5%(仕入・前月比)
予想 -2.1% 前回 -1.2%(仕入・前年比)
予想 -0.2% 前回 -0.3%(出荷・前月比)
予想 -0.5% 前回 0.2%(出荷・前年比)
【米国】
輸入物価指数(9月)21:30
予想 -0.3% 前回 -0.3%(前月比)
予想 0.2% 前回 0.8%(前年比)
【カナダ】
住宅着工件数(9月)21:15
予想 23.20万件 前回 21.74万件
日銀「市場調節に関する意見交換会」開催、最近の金融市場の動向などについて意見交
換
安達日銀審議委員が金融経済懇談会出席
シルクNZ中銀総裁補が金融政策の波及効果について講演
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きょうのNY為替市場、ドル買いが一服する中、ドル円は戻り売りに押された。一時
148円台まで下落する場面も見られ、特段の材料もない中、このところの上げの調整
が出ていたようだ。前日は150円の心理的節目を再びうかがう展開を見せていたが、
達成できずに伸び悩んでいる。ただ、全体的な情勢に変化はなくリバウンド相場の流れ
は継続。
緩やかな利下げペースというFRBへの市場の期待の変化で、ドル高は当面続くとの
見方が広がっているほか、日銀についても慎重な利上げが見込まれている。そのような
中でドル円は、心理的節目の150円台の回復と151円台前半に来ている200日線
が目先の上値ターゲットとして視野に入っていることに変わりはなさそうだ。
ユーロドルは1.09ドルちょうど付近の狭い範囲での上下動が続いた。ドル買いは
一服していたものの、ユーロドルを買い戻そうという意欲には乏しく、1.0875ド
ル付近に来ている200日線を試す雰囲気は継続している。
市場は今週17日木曜日のECB理事会での利下げを確実視しているが、今回の利下
げは段階的な利下げへの移行と広く見られている。今後数回の理事会でも利下げを行う
可能性が高く、それらは保険的な利下げと見るべきだとの指摘も出ている。
ユーロ圏最大の経済大国であるドイツは明らかに景気低迷に苦しんでいる一方、ユー
ロ圏のその他の国々は成長と労働市場の面で非常に回復力がある。米大統領選挙はトラ
ンプ前大統領が再任なら、その後の関税のリスクをはらんでおり、欧州企業の投資意欲
にとって最大のリスクとなっている。一方、中国の景気刺激策は欧州の製造業の回復に
つながる可能性はあるとも述べている。
ポンドドルは下げが一服する中、1.30ドル台後半まで一時買い戻された。先週か
ら1.30ドル割れを何度か試す動きも見られたものの、いまのところサポートされて
いる。ただ、買い戻しを強める動きも見られていないことから、下値に意識がある状態
は続いているようだ。
本日は6-8月の英雇用統計が発表になっていたが、注目の週平均賃金(賞与除く)
が前年比4.9%と予想通りではあったものの、4カ月連続で鈍化していた。一方、I
LO失業率は予想外に低下したが、英統計局はこれらの数値には調査上の問題が潜んで
いると警告している。
市場では、英中銀は今回の賃金データに勇気づけられ11月に0.25%の利下げを
実施し、段階的な追加利下げも検討すると見られている。しかし、一部のエコノミスト
からは、数字の不確実性から、英中銀委員が労働市場のスラック度合いを測るのを難し
くしているのではとの指摘も出ている。
MINKABU PRESS